『ドラゴンボール超』のEDが、ばってん少女隊の『よかよかダンス』でよかよかな雰囲気になっている

『ドラゴンボール超』のEDが、ばってん少女隊の『よかよかダンス』でよかよかな雰囲気になっている

『ドラゴンボール超』のEDが、ばって
ん少女隊の『よかよかダンス』でよか
よかな雰囲気になっている

そんなばってん少女隊の楽曲が、『ドラゴンボール超』エンディングテーマに選ばれました。タイトルは『よかよかダンス』。アニメの展開がややシリアスになってきた未来トランクス編からのED曲です。曲が全然合ってない!とも批判されがち。しかし、この曲が『ドラゴンボール超』の明るさを作っているのも事実です。
ばってん少女隊 よかよかダンス
「しゃい」という方言と「Shine」をかける歌詞で曲はスタート。「よかよか」「踊らんね」などタイトルも歌詞も福岡らしさを入れています。まさに福岡アイドルならではの福岡推しの歌詞。

『ドラゴンボール超』 チカラがみなぎるSAYAN
さらにこの曲は、『ドラゴンボール超』の主題歌らしく、「ドラゴンボール」要素をいたるところに散りばめています。特に、実際のエンディング映像でも使われている2番からの歌詞が顕著。
「瞬間」「眉間にあてるよフィンガー」眉間に指をあてて発動する悟空の瞬間移動を表現している歌詞。「マイヘアー」が「stand up!」して「チカラがみなぎるSAYAN」になる。悟空らサイヤ人が、髪の色が金髪に変わり逆立って力がみなぎるスーパーサイヤ人になることを表現しています。『ドラゴンボール』シリーズを少しでも知っている人にはおなじみの要素ですね。
しかもここの歌詞は「DANdaDAN」という表記から、かつての『ドラゴンボールGT』OP曲『DAN DAN 心魅かれてく』とかけていることが分かります。

かめはめ波コンテストが存在
「タイムワープ」の歌詞も登場。現在の『ドラゴンボール超』が、タイムワープして現代にやってきたトランクスの話なので、これも内容に沿っています。「最後のお願い」という歌詞も、トランクスが最後の希望にかけていることの表れ。「未来でこんにちは」も、未来の世界で、敵であるゴクウブラックと戦う展開をふまえています。

「KAMEHAMEHA」という、あまりにも有名な悟空の技も登場。「かめはめ波」表記でなくローマ字なのに注目。ニュージーランドでは、実際に何年も開催されている、かめはめ波コンテストが存在します。「KAMEHAMEHA」は、もはや国際的なワードなんですね。「ファイナルフラッシュ」もベジータの必殺技。

このように、この曲は福岡弁を入れつつ、『ドラゴンボール』の要素もしっかりと歌詞に反映させている楽曲。前述したとおり、この曲はアニメ本編の雰囲気とは合ってないのではないか?という意見もあります。しかし、ばってん少女隊のメンバーの明るさをとらえていて、かつ『ドラゴンボール』シリーズが本来持っている楽しさをしっかりと表現している歌なんですね。
エンディングのアニメーションと合わせて、段々と「よかよか」な気持ちになってくる曲です。

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