【芸能人も号泣】はなわさん「お義父
さん」の輪が海外にも広がる

お笑い芸人のはなわさんが3月にYouTubeで公開し、大きな話題を呼び、5月にCDリリースとなったオリジナル曲「お義父さん」。
この曲は、はなわさんの妻・智子さんへの誕生日プレゼントとして、2016年3月に贈られたもの。「生まれたばかりの娘を置いて家を出ていってしまった」という智子さんのお父さんに宛てたメッセージソングとしての意味合いもあったそうです。
そして、1年後の2017年3月にYouTubeで公開したところ、芸能人を始めとして泣けると大きな反響。また、はなわさんはこの曲がきっかけで音信不通だったお義父さんと初めて対面したことも明かされています。
しかし、お義父さんは末期の胃がんを宣告されており、10月11日、はなわさんは自身のブログで、お義父さんが10月8日に亡くなったことを報告。同ブログ記事では、参列した告別式の後の精進上げの食事会で、親族のリクエストを受け、親戚一同の前に歌い上げたことも語られています。
外国人アーティストにも広がる「お義父さん」の輪
奥さん、そしてお義父さんへの想いが込められたこの楽曲。日本人以外のアーティストにも広がりをみせているようです。
10月に入って、歌手のグリニス“ヴォーン”マーティンさんが英語で歌い上げた「OTOUSAN ~Story to my father in law~」をYouTubeで公開しました。
YouTube上でマーティンさんは「初めて『お義父さん』を聴いた時、その美しいメロディーに感動しました」とコメント。また、義父を歌った曲は聴いたことがなかったとも言及し、「故郷の義父に捧げるように、英語で歌ってみました」と語っています。
また、8月には二胡奏者の周喆(しゅうてつ)さんも感銘を受けたとし、中国語に訳した動画をYouTubeにアップロードしています。
「お義父さん」の曲がつないだ縁
日本のみならず、海外でも広がりをみせつつある「お義父さん」。はなわさんのブログによれば、生前にお見舞いに行くたびに「紅白で『お義父さん』が聴けたら嬉しいなぁ。それまでは逝けないわ」とお義父さんは語っていたそうです。
その願いは残念ながら叶わぬものとなってしまいましたが、はなわさんはブログで、
この『お義父さん』の歌がきっかけで嫁も僕もそして子供たちもお義父さんに会うことができました。
もしもこの歌を来年作っていたらお義父さんには会えなかった。
このタイミングで作った事に、何か不思議な力を感じるんです。
きっとお義父さんの「娘に会いたい」という想いが、僕にこの曲を作らせたのだろうと思うんです。
(※ファンの皆様へ、大切な報告。/はなわオフィシャルブログ「HANAWA LIFE」より)
とも綴っており、「お義父さん」という曲がつなげた縁というものを感じさせます。

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