ロバート・プラント「ツェッペリンの
再結成、素晴らしかった」
ロバート・プラントは依然、レッド・ツェッペリンのリユニオンには興味がないようだが、2007年12月に開催されたアトランティック・レコードの創始者、アーメット・アーティガンの追悼公演での再結成パフォーマンスは秀逸だったと考えているそうだ。
あれから早くも10年。『Rolling Stone』誌のインタビューで「あの夜をどう振り返るか?」と、問われたプラントはこう答えた。「素晴らしかった。僕らはあの夜、ホームランを打った。僕らは本当に恐れていたんだ。多分、僕らが信じたがっていた以上に重圧があった。僕らのパフォーマンスは極めて重要だった。でも、僕らはより確実にサウンドを再生することができた。ガツンとやることができた」
プラントはまた、ジーン・シモンズの「ロックは死んだ」発言について意見を問われると、「僕は、ロックがどこで始まり終わったのか、全くわからない。リンク・レイで始まったのか? ジャッキー・ブレンストンの“ロケット88”だったのか? ブラック・フラッグで終わったのか? 僕はまだここにあると思うよ。ただ変化中なんだ。長い時間かけてね」
現在、英国ウェールズで暮らしているプラントはこのインタビューで、「テニスをプレイしてる。毎週水曜日は午後7時からサッカーをプレイしてる。誰かが“お前、死にそうだ”って言い出すまでね」と、意外な私生活も明かした。
ロバート・プラントは10月13日、ニュー・アルバム『Carry Fire』を発表する。
Ako Suzuki