クイーン+ポール・ロジャースが2005年に発表した『Return Of The Champions』

クイーン+ポール・ロジャースが2005年に発表した『Return Of The Champions』

13年振りとなるクイーン最新作の発売
日が決定

フレディ・マーキュリーの遺作となった『メイド・イン・ヘヴン』以来13年振りとなるクイーン最新アルバム『ザ・コスモス・ロックス』が9月17日(水)に通常盤がリリースされることが決定した。

クイーン+ポール・ロジャースによる最初のアルバムとなる『ザ・コスモス・ロックス』は、2007年11月から2008年8月にかけて、テイラーが所有するスタジオ<ザ・プライオリー>においてレコーディングおよびミックスが行われた。2005年に初めてクイーン +ポール・ロジャースとしてツアーを行って以来、彼らにとっては初めての新録アルバムであり、クイーン名義としては1995年以来、13年ぶりのスタジオ・アルバムとなる。
セッションに関してメンバー3人は次のように語っている。

「僕らはスタジオに入って、毎日演奏した。ありとあらゆることが起こった。それは僕らの間で起きた化学反応のようなものだった。素晴らしい、オーガニックな音楽が生まれた」。

「内容は盛りだくさんだ。ギター・オーケストラもふんだんに取り入れられているし、昔の僕らのトレードマークも登場する。だが最も重要なのは、僕ら3人の演奏が聞けるってことなんだ。スタジオに入って実際にみんなで揃って演奏するってのは、最近じゃなかなかないことだけど、ニュー・アルバムではそんな音が聞けるよ」。

「まだ“アルバム”って呼び方をしてるのかな? それさえもわからない。だがこれは本当に、昔からの意味での“アルバム”さ。かけて聴いていると、いつの間にか旅をしているような気分になる。そこで歌われている内容とかムードはかなり広範囲だけど、聴く人たちにとっては、約一時間を使い、浸り、つながりを持ち、そして何か新しいことを経験できるだけの手応えを感じさせるものなんだ」。

「最近はこんなことを考える人もほとんどいないかもしれないけど、たいていのCDは単に曲を集めただけのもので、いくつかの違ったチームがプロデュースしたり、曲順もどうせiPodsでシャッフルして聴くだろうってことで適当に並べたものが多いような気がするんだ。もちろんその選択もあって当然だけどね! でも僕らの先生はビートルズであり、ヘンドリックスであり、ブルース&ソウルだった。つまり、それが今回の僕らの意図なんだ」。

今回発売されるアルバムはスタンダードCDとデラックス・パッケージ、そして2つ折アナログ盤という、3つのフォーマットで発売される。デラックス・パッケージには、クイーン+ポール・ロジャースの日本ツアー「スーパー・ライヴ」において2005年10月27日にさいたまスーパー・アリーナで収録された15曲のハイライト・パフォーマンスを収録している。
『ザ・コスモス・ロックス』のUK 盤は9月15日に、US盤は10月14日に発売、日本盤は9月17日(水)に<スタンダード・エディション>が、限定発売となる<スペシャル・エディション>10月08日(水)にそれぞれ発売される予定だ。

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