ヴィヴィアン・キャンベル「ディオの
ホログラム、ウィンウィンになるかも

元ディオのヴィヴィアン・キャンベル(G)が、ロニー・ジェイムス・ディオのホログラム・ツアーについて持論を展開した。
Eyellusionは7月、昨年ドイツのフェスティバル<Wacken Open Air>でお披露目されたロニー・ジェイムス・ディオのホログラムが、Dio Disciplesと共に世界ツアーを開催すると発表した。
元ディオのヴィニー・アピス(Ds)、故ジミー・ベイン(B)とラスト・イン・ラインを結成し、ディオのレガシーを引き継ぐキャンベルは、TNT Radio Rockのインタビューでホログラムについて意見を問われると、こう答えた。「意見はないな。見たことないんだ。だから、どんなものなのか、俺は言うことができない。でも、より大きな視点で捉えて言うならば、俺らがラスト・イン・ラインでやることと彼らがホログラムでやることは、お互いにとって利点になるんじゃないかな。どちらも、あの音楽を存続させようとしているんだと思う。それはいいことだ。だから、もしホログラムによってラスト・イン・ラインへより関心が高まるなら、それはラスト・イン・ラインにとっていいことだし、もしラスト・イン・ライン、とくにロニーと曲を作っていたヴィニーと俺がそれらをプレイすることで、ホログラムへの関心が高まるなら、それは彼らにとっていいことだ。だから、ウィンウィンだと思うよ。俺はこの件に関して、確固たる意見は持っていない。さっき言ったように、見たことないからね」
ヴィニー・アピスは以前、ホログラムのツアーが「ディオ復活」と謳っていることに違和感を持ったと、こう話していた。「ツアーの告知を見たとき、“どうやって?”って思ったよ。ディオ復活ってある。俺もヴィヴもロニーもいないのに…」
彼もキャンベル同様、ロニーのホログラムを見たことがなく、良いも悪いも言いようがないが、「俺好みではないが、もしファンが気にいるなら、俺は賛成する。もし、彼らがサイテーだって思うなら、それはちょっとやり過ぎってことなんだろう」と話した。
<Dio Returns>世界ツアーは、11月30日にフィンランド・ヘルシンキでヨーロッパ・ツアーをスタート。2018年(もしくはそれ以降)に、日本公演も計画されている。
Ako Suzuki

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