【サマソニ東京ライブリポート】エレ
ファントカシマシ
仰っていたこと、今なら非常によく分かります。なるほど、これは「日本の歌」だ。『今宵の月のように』の四季特有の切なさや、『デーデ』に込められたルサンチマン。彼らは紛うことなき日本のロックバンドなのである。「厳しい社会」ってヤツを知り始めた20代後半に差し掛かる今、エレカシの曲はどれも胸に突き刺さった。
隣で同世代くらいのカップルが、涙目になりながらエレカシのライブを観ていた。僕はその光景になぜか心強さを感じて、とても嬉しくなった。色々と大変だけれど、20代後半、悪くないスタートを切れた気がする。頑張ろう。
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