【サマソニ東京ライブリポート】CAL
VIN HARRIS

東京1日目のヘッドライナー、カルヴィン・ハリス。彼が初めてサマーソニックのステージに立ったのは2010年。当時ダンスステージを一杯にしたカルヴィンは今年マリンステージを一杯にした。サマーソニックではこれまでも何度かデビュー当初から出演していたアーティストがヘッドライナーとして成長し、ステージに立つということがあったが、DJアーティストとしては初めてのこと。サマーソニックに新たな歴史を刻むステージとなった。

ゴジラのテーマが流れ、カルヴィンの「トーキョー!」という叫び声とともにこの日のステージはスタート。初っ端からバウンス系のサウンドでスタジアムを揺らす。その音に呼応し、波のように揺れるアリーナの大観衆。世界最高峰DJのプレイを体感する喜びが伝わってくるようだった。スタンド席でも大勢の人が立ち上がり体を揺らす。
開始早々から彼の大ヒット曲である「This Is What You Came For」をプレイし大合唱が起こる。そして「I Need Your Love」、「Blame」などヒット曲たちが目まぐるしく入れ替っていく。自身のヒット曲だけでなくメジャーレイザー&DJスネイク「Lean On」やヒップホップのなどを織り交ぜつつ、カルヴィン自身も曲の間には観客を煽ることでアリーナは増々熱狂していった。今年リリースした最新作から「Slide」も披露。終盤には「We Found Love」、「Summer」などキラーアンセムを連投し、この夏一番のビックパーティーは幕をおろした。
「サマーソニックでヘッドライナーをやりたい」と語っていたカルヴィン。世界中のビッグフェスを沸かし世界一稼ぐDJである彼でもまだまだ成し遂げたいものがあり、それを実現した夜。観客だけでなく彼の心にも刻まれるステージとなったのでないだろうか。

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