頂-ITADAKI- 2017会場レポート
この度は6月に静岡にておこなわれた野外フェス「頂-ITADAKI-2017(以下:頂)」の舞台裏を潜入レポさせていただきました!
私の実家は静岡市内にてONEBLOODというレゲエバーを経営しており毎年飲食ブースにて出店をしております。
それにあたり、飲食ブースの前日から片付けまでの流れをメインに頂の特徴と一緒ににご紹介させていただきます!!
頂の主な概要につきましてはこちらからご参照くださいませ。
頂本番前日
頂スタッフの方々は本番の一週間前から現場入りをしており準備を始めていますが、私たちは本番前日からの準備となります。
到着した時点での吉田公園の様子がこちらになります。
いたって普通の大きな公園といった場所にまだテントなどが建てられているだけです。
ここからフェスが形作られると思うとわくわくしますよね!
このようなただのテントの並びだった各ブースもあっという間に……
このようにお店っぽくなってきます!
店舗の形が決まってもそれだけでは終わりません。
ここから各商品の仕込みに入ります。
ONEBLOODではフード計2500食ドリンク1000杯の仕込みをしました。
そこまでやってやっと前日の準備の完了です。
飲食ブースだけではなく各ステージなどの準備もおこなわれています。
メインステージや、
頂の目玉キャンドルステージなどもどんどんでき上がってきます。
そんなこんなであっという間に明日のフェスに胸躍る前日準備が終了します。
頂当日
いよいよ始まる頂に、楽しみと私たちのブースで満足していただけるかどうかの不安が半分ずつで迎えます。
果たしてお客さんの入りはどんな感じでしょうか。
気になってゲートまで来てみたところ
そこには長蛇の列!
今年も頂が成功すると確信できるそんなお客さんの来場者数とお客さんの高揚を感じることができました!
ONEBLOOD
ここで私たちも含めた各飲食ブースの特徴的なフードの数々を紹介させていただきたいと思います。
なんといっても頂のフードは「肉」が一切入っていないんです!
工夫たっぷりのフェス飯ご覧になってください!
まずは私たちONEBLOODから。
こちらはジャマイカンカレー(¥800)です。
ルーを使わずスパイスから作ったこだわりのカレーに彩り鮮やかな野菜をトッピング。
辛さも効いたレゲエの本場、ジャマイカ風のカレーになります。
お好みでペッパーソースをかけて辛さを足すのもgood!!
肉を使わずにコクを出すのはなかなかに難しく研究を重ねたカレーです。
そしてこちらがオムカレー(¥800)です。
ジャマイカンカレーに比べて少し辛さを抑えてお子様や女性にも食べやすいまろやかなカレールーに半熟の卵を乗せた、嫌いな人などいないカレーに仕上がっています。
トッピングのチーズもうれしい大好きの王道をゆくカレーといっても過言ではないのでしょうか。
そしてもう一つの目玉商品
メガ盛り焼きそばパン(¥500)です!
焼きそばしかないじゃないか!とお思いでしょう。
この焼きそばの下にパンが入っていてお皿の代わりになっているんです(笑)。
鉄板でその場で焼いた焼きそばをドカッと乗せて……。
ヘイ!お待ち!
見てくださいワンコインでこのボリューム!
お腹にもお財布にも優しい大人気満腹メニューです!
こちらはフルーツパンチ(¥600)です。
シロップ漬けされたフルーツとそのエキスがたくさん詰まったシロップを割って飲みながら食べちゃうそんなメニューです。
店先にはこのように、フルーツでいっぱいのシロップがどーんと設置してあり店主が一杯一杯作って提供しています。
お好みでソーダ割りにもお好きなお酒で割ることもできちゃいます!
写真映えもいい奇麗なデザートドリンクです。
そんなこんなでおかげさまで今年も大盛況!
みなさまご来店いただきありがとうございました!
ではONEBLOODの紹介はこの辺にしてほかの店舗も紹介させていただきまして、ほかにもある工夫を凝らした飲食ブースを紹介させていただきます!
そのほかの飲食ブース
アジア料理がメインのおしゃれで料理も美味しいお店です。
どんな時も列がなくなることがない頂のブースの中でもトップレベルの人気店です!
そのカラビンカから一品紹介させていただくのはこちら。
フォー(¥600)です!
具だくさんで味も本格的!
見た目も奇麗な素晴らしい一品です!
夜まで続くフェスですがいくら暑いといってもあったかい汁物が欲しくなる時もありますよね。
そんな気持ちに応えるような一品です!
値段も手ごろでついつい手が伸びちゃいますよね。
続いてこちらはまたまた人気店のツーベース!
うどんにカレーにタコライスとなんでもござれ!
セットメニューもうれしい人気ブースです!
その中からこちら、夏野菜のさっぱり冷やしうどん(¥700)です!
彩り鮮やかな野菜!
トマトの酸味が効いた暑い時にぴったりな一品です!
ツナも野菜とマッチして美味しいんですよね!
見た目も素晴らしい女性にも人気なメニューです!
野外フェスは暑い……、とにかく暑い……。
そんな時にぴったりのブースはこちらミューイの森牧場です!
自然放牧にこだわった牛乳からつくるアイスクリームは絶品です!
自然放牧みるく(¥400)と有機まっ茶(¥400)です!
濃厚なミルクの味が口いっぱいに広がりフェスでこのクオリティのアイスクリームが食べれるのかと驚いてしまいます!
いろいろなご飯を食べてきてお腹いっぱいでも、こんなふうに冷たくて甘いものは別腹ですね!
そしてこちらの長蛇の列は頂ブース!
頂スタッフが提供する飲食ブースになります!
その人気商品がこちらです!
チチニエリ(¥1600)です!
こちらのピザは窯焼きの香ばしいピザに静岡の名産品しらすをトッピングしたなんとも静岡らしいピザなんです!
地元民はもちろん県外から来たお客さんも静岡を楽しめるそんなピザに仕上がっています!
味も抜群で完成度の高いフードメニューです!
他にもたくさん紹介したいお店はあるのですが以上とさせていただきます。
個性あふれる頂の飲食ブースなかなか興味深かったのではないでしょうか?
そのほかのブース
さまざまなブースが彩って頂というフェスを作っていきます。
その中でも非常に特徴的なブースがLOVE FOR THE FUTUER。
「自分の未来、子どもたちの未来、地球の未来、さまざまな未来が愛であふれるように」、そのような想いをもって活動している頂の特徴の1つです。
エコの徹底、東北チャリティーなど、さまざまな形で愛を表現しています。
そのブースではさまざまな頂グッズやエコグッズが販売されています。
岩手県山田町のおばちゃんが作った手作りアクリルたわしや、トートバッグやTシャツなどたくさんの商品を販売しており、売り上げを東北支援として募金しています。
また、グッズ販売だけでなく、廃油の回収などもおこなっておりこちらがバイオディーゼル発電によりそのままフェスの電力へと変換されます。
ここまでエコロジーで愛に溢れたフェスは日本全国探してもないと断言できるほどの徹底ぶりです。
そしてその徹底こそが、頂が多くの人たちに愛される所以(ゆえん)だと私は思います。
フィナーレ
最後のステージ渋さ知らずオーケストラの演奏によって頂は締めくくられます。
もうこのころには後片付けをはじめ、できるだけ帰り支度を進めます。
どうしても持って帰れないものに関しては次の日も使って完全撤収をします。
最終日の翌日の様子
もうすっかりとステージは崩され寂しいような少し安心するようななんとも言えない気持ちになります。
そうはいっても撤収の時間もあるので急がなければなりません。
これにて頂終了となります。
あとがき
そのような僕にとって大切な場を裏から支えることができ本当に幸せに思います。
頂はまさに「愛のフェス」といっても過言ではないと思っています。
そして、この記事を見て少しでも多くの方が頂に興味を持って参加いただければと私は思います。
それはお客さんとしてだけではなくスタッフとしての参加も含みます。
頂では毎年ボランティアスタッフを募っており誰でもスタッフとして参加することが可能です。
ぜひ、観るという1つの視点ではなくほかの視点からもフェスに参加してみてはいかがでしょうか。
これからもたくさんのフェスが始まり終わっていきます。
ぜひ皆様には思い切り楽しんで素晴らしい音楽ライフを送っていただきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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