スガシカオ主催フェス『スガフェス!
WEST』に、大槻ケンヂ、片平里菜、佐
野元春、なかやまきんに君の出演が決
定
□大槻ケンヂ
おれは大槻ケンヂさんをずっとバケモノだと思っていた。恐ろしいまでのステージ上での豹変ぶりと、取り憑かれたかのようなシャウト、そして魔物が書いたような歌詞やメロディ、筋肉少女帯のイメージがそうさせているのかもしれないが、大槻ケンヂと言う人はおれらが住んでいる俗世ではなく、おそらく魔界に住んでいるバケモノが憑依していると、割と本気で思っていた。
ところが、ROOTS66ではじめてちゃんと会話をしたオーケンさん(実は同い年だった)は、想像とは全く違う人で、温厚で人見知りで、不器用で思慮深い・・・あぁ、こんなに人間性豊かな人だからこそ、あんなに素晴らしい文章やエッセイが書けるんだな・・・そんなことを思ったのです。
そして、ウルウルした温かい目でその日のステージを見にいったら・・・やっぱり見たこともないものすごいバケモノの様だった 汗。なんなんだよ、あのシャウトやパワーは……怪物かよ。
トータス松本、斉藤和義 、田島貴男、怒髪天・・・ROOTS66からの最後の使者としてスガフェスに、この問答無用の怪物が降臨します!
怪物には怪物で立ち向かうしかない!
なので、我々バンドメンバーもDuran、SATOKO、サカリュウ、Pochiという対モンスター布陣で迎え撃つつもりです!
オーケンさん、爆笑トークの時間も十分とってありますんでよろしくです!!
片平里菜というアーティストを、デビューからずっと聴いている。LIVEにも何度か足を運んだ。でもどんな音楽を聴いて育ったのか、どんなジャンルの女子なのか、全く知らなかった。3年前のFM802「RADIO CRAZY」でちょっと話したことはあるが、全く話ははずまなかった。お互い媚を売らない性格だからだろうか、はじめての会話はほんの10秒程で終わった。たったの10秒だ。クソ愛想もねー女だなと思ったが、たぶんクソつんまんねー先輩だなとも思われていたと思う・・・あまりいいスタートではなかった。
観客の皆さんも、楽しみにしていてほしい。
そして、おれは負けないぜ!たぶん笑
だっておれは20年もその修羅場にいるんだからねっ!
佐野元春さんの音楽に出会ったのは、高校二年生の時だった。
当時社会現象になるくらい流行していたロックにはどうにも肌が馴染まず、歌謡曲やフォークは中学で卒業、一部の邦楽を除いては新旧のエグい洋楽ばかりを追いかけていた、クソねじ曲がった偏屈な高校生だった。そんな中で佐野元春というロックは不思議なくらい自分にしっくり来た、おれのクソねじ曲がった精神を、笑って受け入れてくれた気がした・・・それが佐野元春さんとの始まりだった。
2011年、インディーズに戻ってゼロから音楽活動をはじめた時、佐野さんに真っ先にメールでその報告をした。がんばれ、応援してると言ってくれたのがとても心強かった。
スガフェスではkōkuaの完全サポートの元、佐野さんと二人でフロント に立ちます。
佐野さんと一緒にやりたい曲はめちゃくちゃたくさんあるのだけれど、「うそっ??あの曲を二人でやったの???」って言われるようなセレクトで、熱いアクトを爆発させる予定です!
今では偉そうに「かけすぎ部」を名乗ってTVに出演したり、かけすぎイベントを開催したりと、俄然調子に乗っているスガ シカオではありますが、細々と1人でかけすぎ活動を行なっていた暗黒時代、あるYouTubeの動画に大変大変勇気づけられたのです!!!あぁ、これだよ!これが、かけすぎ部だよ!その動画に、爆笑と涙が同時にこぼれたのです。
それが、なかやまきんに君のあのネタだったのです!
いつか生であのネタを見たい!
いつかお礼の言葉を伝えたい!
いつか『かけすぎ部』とコラボしたい!!!!
ということで、スガフェスWESTに来ていただくことになりました!!おれの長年の夢が叶います!
いやぁ、もう思い残すことは何もありません。かけすぎ部、バンザイ!!
『スガフェス!WEST 〜スガ シカオ vs kōkua 絶対に負けられない対バンがある in 大阪〜』
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