【ライヴレポ】PrizmaXのツアーファ
イナルでホリック大熱狂!!12月に日本
青年館での単独公演決定!

PrizmaXが9日、Zepp DiverCity TOKYO にて、ツアー『Live Tour Level 5「DIVE」』の最終公演を行った。
今年3月に1stアルバム『Gradually』をリリースしたPrizmaX。このアルバムでは“PrizmaXのこれまでとこれから”を表現したが、7月21日に福岡からスタートした今ツアーもPrizmaXの歴史を辿る内容となっており、最終日となる東京公演はその集大成。集まった1200人のホリック(ファンの総称)が熱狂する中、大団円でツアーを締め括った。
開演時間を迎えて客電が落ち、メンバーがPrizmaXへの想いや覚悟を語る熱いオープニング映像が流れると、ウィンのたくましく透明感のある歌声で始まるデビュー曲「Mysterious Eyes」で幕を開く。観客を煽る有希の投げキッスに黄色い声が上がった「Ready」、ティムの英詞パートや大樹のラップに個性が光る「take me」や「REBORN」と、彼らの歴史をなぞるように、リリース順にシングル曲を披露した前半戦。選曲の意図に気付いたホリックからは、曲のイントロが流れるたびに「お~っ」と声が上がる。
5人が息の合った軽快なステップで魅せた「OUR ZONE」、傘を使ったパフォーマンスにウィンとティムが相合傘で歌った「Lonely summer days」と続き、グループや他のメンバー、ホリックへの“今だから言える想い”を5人が語ったVTRを挟むと、ファンキーな「UP<UPBEAT」で中盤戦が賑やかに幕を開ける。翼が大樹に突然おんぶしたりと和やかな雰囲気の中に5人の仲の良さが見えた「Let's prove it!!」、みんなで手振りを合わせた「Pleasure」と楽しい曲が続くと、バラードソング「春空」が会場の空気を変える。ウィンとティムの感傷的な歌声と感情をなぞるようなダンスに、会場中が心を奪われる。
ツアーの裏側など、現在のリアルなPrizmaXを映した映像を挟むと、暗闇の中、ペンライトを持って登場した5人。始まった曲は、1曲目で披露した「Mysterious Eyes」の新バージョン。前半~中盤が“これまでのPrizmax”だとしたら、後半は“PrizmaXの現在”。「It's Love」に合わせて、ハートをモチーフとした絵を描き上げる西村公一氏のライブ・ペインティングとのコラボや、完成したハートの絵をバックに「Someday」をメロウに歌い上げたりと、アルバム『Gradually』収録曲で等身大のPrizmaXを見せながら、最終日ならではのスペシャルな演出が続く。
「Sing it!」で会場中がタオルを回し、大きな盛り上がりを見せるとライヴは終盤戦。「my girl」、「Three Things」とアップテンポな曲で踊らせると、「ホリックに向けて書きました」と始まった「Angel」、ツアーの充実が伝わってくるライヴ映像と実際のステージを重ねて魅せた「FANTASISTA」で、幸福感溢れるエンディングを迎える。PrizmaXの歴史と魅力がぎっしり詰まったツアー最終日は、彼らを長く応援してきたホリックも、初めてライヴを観る人も大満足の内容となった。
アンコールでは、8月30日にリリースされる8thシングル「Orange moon」の収録曲で、ウィン作詞作曲によるポップな夏のラブソング「カフェオレ」を披露。最終日の仰々しさや湿っぽさを一切感じさせないPrizmaXらしいMCでは、「初心を思い返すことが出来ました」と大樹がツアーを振り返る。ラストは同じくシングル収録の新曲「Woh!」、そしてタイトル曲である、夏の終わりを歌った大人なナンバー「Orange Moon」を披露し、最新型のPrizmaXを魅せる。「Orange Moon」を歌い終えた後、会場を埋め尽くすペンライトのオレンジ色の光に「Oh my god!」と感動したウィンは、「みなさんのおかげでひとつになれた気がします。これからもPrizmaXに付いて来て下さい!」と力強く告げ、ツアーを締め括った。
またこの日、12月23日に東京・日本青年館で、ワンマンライヴ『PrizmaX Live Level 6悲しみを乗り越えて人は強くなれるだろう 〜Memory〜』を開催することも発表。今ツアーを経て、さらにレベルを上げた彼らの次の展開も目が離せない。
写真/笹森健一、文/フジジュン

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