「ガンダム0080」「ガルガンティア」
などの原画を収録　磯光雄の原画集が
発売

コミックマーケット92で先行販売(c)創通･サンライズ　アニメーターやアニメーション監督として活動する磯光雄の原画集「磯光雄 ANIMATION WORKS」の発売が決定した。数冊に渡って磯の仕事をまとめるシリーズで、第1弾となる「磯光雄 ANIMATION WORKS vol.1」が、8月11～13日に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット92のアニメスタイルブースで先行販売される。

　1980年代半ばにアニメーターとして活動を開始した磯は、89年発売のOVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」の作画監督・原画を務め、高畑勲監督作「おもひでぽろぽろ」（91）では原画、押井守監督による長編アニメ「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」（95）では銃器デザインと原画を担当。テレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」ではアニメーターとしてのみならず、庵野秀明監督らと共同で脚本も手がけ、2007年放送のテレビアニメ「電脳コイル」では原作・脚本・監督を務めた。

　「磯光雄 ANIMATION WORKS vol.1」には、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」「電脳戦隊ヴギィ'ズ★エンジェル」「ROBOTICS;NOTES」「ジョバンニの島」「翠星のガルガンティア　めぐる航路、遥か」の原画が収録される。B5サイズ、全248ページで、価格は3000円（税抜き）。先行販売時には、原画をパラパラ漫画形式で楽しめる小冊子「磯光雄 Flip Book」が特典として付属する予定。