【イベントレポ】映画“兄こま”が本
日公開!「お兄のかわいいポイント1
00点!」と草川拓弥(超特急)が太鼓
判!!

キックオフイベントが4月に行われ、同月、映画公開に先駆けドラマが放送されるなど、数々の“兄こま”プロジェクトを経て本日、いよいよ公開初日を迎えた映画『兄に愛されすぎて困ってます』。主演の土屋太鳳をはじめ、片寄涼太 (GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮、河合勇人監督による初日舞台挨拶では、キャスト・監督の仲の良さがうかがえるひとときとなっていた。
シックなスーツに身を包む男性陣、「お兄たちへの感謝の想いを込めた」という黒シャツにネクタイ、演じたせとかをイメージしたミニスカートにニーハイソックスという衣装に身を包んだ土屋が、会場からの声援と温かい拍手で迎えられイベントがスタート。
最初の挨拶では、「私がせとかでいいのかなと思って今日まできた」という土屋。「観てくださっている方々、お兄たち、監督とこの場に一緒に立たせていただけて本当に幸せです。2017年6月30日、みなさんが観てくださったことによって『兄に愛されすぎて困ってます』が生まれました。“兄こま”が生まれた瞬間に立ち会っていただきありがとうございます。全力で踏ん張らせていただきましたがいかがでしたか?」と問いかけると会場は拍手で応える。
続く片寄は、「“兄こま”楽しんでいただけましたか?2階のみなさんどうですか〜?」とGENERATIONSライヴさながらの声がけで掴みはバッチリ。「初めて出演させていただいた映画で、わからないことだらけでしたが、ここにいるみなさんはじめ、たくさんのスタッフの方に支えていただき、自分自身、“兄こま”の世界をはるかとして楽しませていただきました。この今日という日を皮切りに、たくさんの方に“兄こま”を楽しんでいただければと心から思っています」と挨拶。
登壇したキャストの中で最年長となる千葉は、「改めてお兄(片寄)の挨拶を聞いていて思ったのは、(片寄の)初映画の記念すべきときに立ち会えたことが嬉しく思いました。好感度上げにいっています!(笑)」と笑いを取り、そのリップサービスぶりはさすが。
「“兄こま”のお話をいただいたとき、芝居は久しぶりだったので不安にかられていましたが、監督はじめ、キャスト、いろいろな方に支えていただいて、こうして初日を迎えることができました。これからも“兄こま”がたくさんの人に愛される作品になるように心から願っております」と落ち着いた口調で話す草川。
「本日は…平日なのにたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。んー、何だっけな…」と緊張したのか、言おうとしたことを忘れてしまう天然ぶりを発揮した杉野は、「撮影が1年前で、撮影していたときは、公開までまだまだだなって思っていたんですけど、今考えてみると早かったなと。みなさんに届くのは嬉しいですけど、ちょっと寂しい気持ちもあります」と正直な想いを告白した。
ここから、“兄こま”のツボポイントを紹介するコーナーへ突入。片寄は「苦労して撮影したのはバックハグのシーン。自分が演じたはるかにとっては、あれが全ての気持ちを表していて、気持ちが溢れてしまうシーンだったので、そういうところをはるかの気持ちを汲み取って観ていただければと思います」と解説。
千葉は「意外と大変だったのが、僕とか草川くんにありがちだった、キラキラとカッコよくしてくださいっていうシーン。大体スロー映像で撮られて、草川くんはターンとかして、僕はサングラスを外してキメみたいな。ああいうところは現場の目が厳しくて。“お前カッコよくできるんだろうな”というプレッシャーがあったのでポイントです」と話すと、草川もウンウンと頷く。
そんな草川のポイントは「お兄のかわいらしい部分がどんどん垣間見れるのが、僕、男性なのにすごくキュンキュンしちゃって。こんな一面もあるんだなって、すごく微笑ましい」とのこと。その話を横で照れくさそうに聞いていた片寄を横目に「個人的に好きなのは、最後のシーンで「ショック…」というところがかわいいポイント100点!」と続けると、「あれはせとかに「お兄かわいい」って言わせなきゃいけないので、気合を入れてかわいくしました!!」と当時を振り返る片寄に、会場が沸く。
ここで、最初のアナウンスで「時間の都合上、誰まで聞けるか」との前置きがされていたものの、杉野の番でまさか(!?)の時間切れ。みんなから「また〜?」とツッコミが入るも「とりあえず、僕、千雪(大野いと)に対して嫉妬しているので、次に観るときはそこも観てもらえれば。以上です!」と超高速で解説し、ここでも笑いが起こる。
続いて、河合監督が土屋にサプライズで手紙を読むことに。劇中でも流れる音楽をBGMに、監督が土屋への想いを届けると、感極まった土屋は涙を浮かべる。その様子を見守るお兄たちが、劇中の関係性とリンクし、何とも優しい空気が流れていた。さらに、感謝の意を込めて、劇中でも印象的だった花冠が土屋に贈呈されると「本当に幸せ。監督と6年ぶりにお会いしてすごくパワーをもらった。今、ここに一緒にいられることが嬉しいし、(女優を)続けてきて良かったなと思います」と胸中を語った。さらに、「みなさん(片寄、千葉、草川、杉野)がいなかったら、せとかとして生きることができなかったので感謝しています」とお兄たちへも感謝。加えて、「初出演、初映画、初初日、本当におめでとうございます。お兄がお兄で良かったです」(土屋)、「こちらこそです」(片寄)という微笑ましい兄妹のやり取りも垣間見れ、終始、和やかな雰囲気に包まれていた。
最後は、「“兄こま”はアットホームな現場で育まれて、愛らしいラブストーリーになりました。大切な何かを探す気持ち、守ろうとする気持ち、そういう純粋な愛情を河合組全員で作りました。どんな大作よりも、大きい真っ直ぐな愛情を込めて表現しました。この作品を心から誇りに思ってみなさんにお届けしたいと思います」と土屋が挨拶。その後に行われたフォトセッション後には、登壇者全員が手を繋いで「ありがとうございました!!」と観客に感謝し、会場を後にした。
イケメンたちにアプローチされまくる、女性にとって夢のようなキュンキュンストーリー。ぜひ、せとかの目線で“兄こま”の世界に浸ってみてほしい。
写真/白石文丈
【作品情報】
映画『兄に愛されすぎて困ってます』
6月30日(金)公開
出演:土屋太鳳 片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)千葉雄大
草川拓弥(超特急) 杉野遥亮 ほか
監督:河合勇人
脚本:松田裕子
原作:夜神里奈『兄に愛されすぎて困ってます』(小学館「Sho-Comi」連載中)
音楽:牧戸太郎
主題歌:「空」GENERATIONS from EXILE TRIBE
配給:松竹
(c)2017「兄こま」製作委員会
(c)夜神里奈/小学館
<STORY>
高校2年生のせとか(土屋太鳳)は、初恋から現在まで告白12連敗中。そんなせとかの前にいろんなタイプのイケメンが現れた。ひとりは他校の先パイ・美丘千秋(草川拓弥/超特急)。女子全員をお姫様扱いしてくれるホスト系スウィートBOY。もうひとりは、大学病院院長の息子で研修医、せとかの初恋相手でもある芹川高嶺(千葉雄大)。セレブ系でののしりタイプだけど、大人の色気にドキドキが止まらない。せとかは、高嶺の弟で幼馴染の国光(杉野遥亮)や、千秋の妹・千雪(大野いと)も巻き込んで、突然のモテ期到来に大パニック。そこになんと血の繋がらないツンデレお兄・はるか(片寄涼太/GENERATIONS from EXILE TRIBE)も参戦してきて―—!?兄系イケメンズ・フェスティバル、ついに開幕!王子様みたいな彼と、天然系な親友、そしてずっと憧れていた初恋の人、いつも一番近くで見守ってくれる兄。せとかが本当に好きな人は一体誰!?

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