ジム・ジャームッシュ最新作・映画『
パターソン』アダム・ドライバー、永
瀬正敏が出演

ジム・ジャームッシュ監督による最新作『パターソン』が、2017年8月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館ほか順次全国で公開される。
『パターソン』は、詩人志望であるバス運転手の男を主人公に、妻のローラと愛犬マーヴィンのいつもの7日間を彼の詩と共に映し出していく物語。妻にキスをし、バスを走らせ、愛犬と散歩する。そんな美しさと愛しさに溢れた、かけがえのない日常を描き出した本作でも、独特でオフビートな作風は健在で、これまでの彼の作品の一つの到達点と呼べる映画となっている。
主演は『スターウォーズ/フォースの覚醒』でブレイクした注目の俳優であるアダム・ドライバー。そのほか、永瀬正敏が『ミステリー・トレイン』以来27年ぶりにジャームッシュ作品に登場。日本人詩人という役どころとなっており、監督は「君の事を思いながらこのシーンを書いた」と永瀬に出演依頼をしたそうだ。
予告編では、パターソンという名の街に住み、パターソン行きのバスを運転する男・パターソンが秘密のノートに詩を書き留め、妻との夕飯後に愛犬と散歩し、行きつけのバーに立ち寄る、といった何気ない日常が、美しい映像と共に描かれている。バーや街角で出会うユニークな登場人物とのやりとりのほか、永瀬正敏の意味深な登場シーンなど、想像を膨らませる内容だ。さらに、パターソンを振り回すマーヴィン役のブルドック・ネリーはカンヌ パルム・ドッグ賞を受賞した名犬。彼にもぜひ注目したい。
2016年カンヌ国際映画祭では、本作『パターソン』ともう一つの新作『ギミー・デンジャー』の2作品を同時に出品し、周囲を驚かせた巨匠ジム・ジャームッシュ。共に出品された『ギミー・デンジャー』は、イギー・ポップ率いる伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫る音楽ドキュメンタリー映画で、9月2日(土)に公開される。
公開を記念し、ジャームッシュ初期の名作『ストレンジャー・ザン・パラダイス』が、2017年8月22日(火)の1日限定で、ヒューマントラス トシネマ渋谷にて公開される。これは、ジム・ジャームッシュ初期3部作から人気投票を行い、トップの作品を劇場公開するという企画から実現したもので、『ダウン・バイ・ロー』と得票数を競り合った結果、本作が選ばれた。
『パターソン』
公開:2017年8月26日(土)
※ヒューマントラストシネマ有楽町/ヒューマントラストシネマ渋谷/新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ 
出演:アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ、永瀬正敏ほか
原題:PATERSON
Photo by MARY CYBULSKI (c)2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved.
■映画『ストレンジャー・ザン・パラダイス』特別上映
上映日時:2017年8月22日(火)
時間:18:40の回(予告5分間/本編終了20:15)
上映会場:ヒューマントラストシネマ渋谷3番スクリーン (キャパ60席)(Blu-ray上映)
鑑賞料金:500円
※上映当日、劇場窓口にて発売。
※ワンドリンク付き。
※チケットが無くなり次第、受付終了となる。

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