【ライヴレポ】超特急が3度目となる
“男祭り”でガチンコ勝負!トラウマ
(!?)の客席ダイブも大成功!!
昨年に続き、メインMCを担当したタカシは、「盛り上がっていますか!?(オー!)その声が聞きたかった(ニッコリ)」とテキパキと仕切っていく。この日はニコニコ生放送の配信もしているということで、リョウガがタブレットを持って現れると、「みんな、観てる~!?」と真っ先にユースケがシャウト。会場では、「リア充!?」とリョウガが叫び、小さなリアクションに「少ねぇな(笑)。正直でよろしい」というやりとりから「LIBIDO」へと繋げたが、この曲も男祭りでやるのは初。それぞれが違うポーズをキメるなど自由度が高い曲なだけに、イキイキと踊るメンバーたち。ボーカルふたりの歌声も高く、強く、轟き渡った。ラスト、センターでポーズをとるカイを「ん~にゃ!」とリョウガが押しのけ、「みなさん、シビれる準備、できていますか?」と次の曲を匂わせ、男8号車から「おっ!」と声があがった。その「Believe×Believe」での「ガリガリ!」「ビリビリ!」大合唱から、これまたテッパン曲の「Kiss Me Baby」へ。ユーキのバク転に盛り上がる男8号車に、ラストのサビ前、ユーキから投げキッスのご褒美が贈られた。大声でのチクタクコールと、タクヤが手首を回すのに応えてペンライトを高速回転させた「Secret Express」で完全燃焼したところで、特別企画「男祭り相撲三番勝負」コーナーに突入。超特急メンバーと会場から選ばれた男8号車とが、曲リクエストを懸けて「腕相撲」「手押し相撲」「紙相撲」の3本勝負を繰り広げていった。
一戦目の「腕相撲」は力自慢のユースケが挑むも、まさかの超マッチョ8号車の登場に、アッサリ敗退。続く二戦目「手押し相撲」は、相手の攻撃を誘い自滅させるテクニシャン・リョウガが見事勝利を収め、勝負の行方はラストへと持ち越された。「紙相撲」に挑戦するのはユーキで、男8号車側の代表“大阪のパパさん”と接戦となるも、ロストしてしまう。リクエスト権をゲットし、大喜びな男8号車。やっていることは小学生の昼休み的な遊びだが、異様な熱気はまるで、地下室で秘密裏に開催されるファイトクラブのようであった。3人の挑戦者からリクエストを募った結果、「We Can Do It!」を披露。
そして昨年、観客エリアへダイブを試みるも、あっという間に戻されてしまったユースケが、「もう一度チャレンジしたい!」と熱望。男8号車との綿密な打ち合わせ、タオルをユースケに見立てて頭上を通過させるという謎の練習を経て、運命の「バッタマン」スタート!間奏前にぐぐっとステージ前方に寄った男8号車の海原へ、メンバーによってユースケが優しく放流される。「いいよ、いいよ!」「大丈夫!」とメンバーが声をかける中、下手、中央、上手と順調に運ばれ、ステージへと無事帰還したユースケ。達成感と満足感とで、またもや男同士の連帯感が生まれた瞬間であった。ユースケは感極まったせいか、次の「OVER DRIVE」で「ホントに男大好きだー!」と絶叫。メンバーも口々に「感動しちゃった」(タクヤ)「これが定番になっていったらいいね」(コーイチ)とコメントしてくれた。
アンコールの「走れ!!!!超特急」では、肩に手を置いて電車繋ぎをステージの上と男8号車の両方で行い、笑顔で締めつつ、体力を使い果たして息を切らしていた超特急。大きなステージで煌びやかな衣装でカッコ良くキメた彼らも素敵だが、なりふり構わず、泥臭く情熱を爆発させている姿は、男祭りならでは。そのタイトルに相応しく、アッパーなセットリストで終始ワッショイ踊って騒いだ1時間50分となった。超特急も「もっと回数を増やしたい!」と鼻息が荒く語っていただけに、今後は年2回、3回と増えて行く可能性大!?
文/根岸聖子
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