『イタズラなKiss』で映画初主演の美
沙玲奈、第2弾がはやくも公開

本作は、胸キュン少女マンガの金字塔『イタズラなKiss』の初の映画化で、ひょんなことからひとつ屋根の下で暮らすことになった若い男女の恋模様を描くラブコメディ。
主人公・相原琴子役を演じた美沙玲奈さんは、本作で初の主役を射止めた期待の新人女優。GirlsNews取材班は、美沙さんに単独インタビューを行ない、撮影のエピソードなどを語ってもらった。
■映画は先に公開された「ハイスクール篇」に引き続いて公開されますが、撮影も同時期に行われたのですか?
最初のは2015年で、続編は2016年に撮影しました。映画では高校卒業から大学入学へと話が続いているのですが、実際の撮影は少し時間が開いています。
■女の子は高校生と大学生では変化が大きい次期だと思います。演じる上で意識したことは?
大学編では成長を見せようと少し大人っぽくしました。体型も高校編では少し痩せすぎていたので、健康的に見えるように少し太って体型も変えました。髪の色も暗めに落ち着かせたり、前髪の長さも大学生らしく見えるように気を遣いました。
■原作はアニメやドラマにもなって多くのファンがいますが、琴子を演じるにあたって心がけたことは?
日本だけでなく、世界中でたくさんの人に愛されているキャラクターなので、琴子ちゃんの可愛らしさだったり、元気でポジティブな部分をしっかり表現して、イメージを壊さないように気をつけました。
■本作が初監督の溝口稔さんは以前から『イタズラなKISS』への愛情が深いと聞いていますが、撮影でもこだわりを感じましたか?
原作を大切に、忠実にしていて、現場でもマンガを持ち込んで「このシーンはこういう感じだから」と私に見せてくれてました。表情についても、明るい時と落ち込んでいる時のギャップについては、特に意識するように言われました。
■ご自身と琴子を比較して、似ていると思いますか、それとも違うと思いますか。
どっちもありますね。よく笑うところだったり、私がテンションが高い時はホントに琴子ちゃんのままだったりします。でも、普段は割と落ち着いて静かに生きてます。もう私も22歳なので(笑)。私の部屋も琴子ちゃんのピンクの部屋の感じに近いですね。
■部屋のセットがすごく女の子っぽくて可愛かったですね。
最初にセットを見た時は感動しました。ピンクでフリフリのお部屋が憧れだったので“私もこういう部屋に住みたい”と思いました。今は一人暮らしなので、徐々に可愛いアイテムを揃えて、部屋中なにもかもピンクにしています。
■大学編の撮影で大変だったことは?
大学編では琴子ちゃんがテニスのサークルに入るのですが、私はそれまでやったことがなかったので大変でした。ボールを追いかけるのが本当に必死で、ラケットも重くて筋肉痛になりました。トレーニングで腹筋がなかなかできないシーンがあるんですが、あれは演技じゃなく本当です(笑)。体を張る場面も多くて、マットに飛び込んだり、水の中に落ちたりもしました。
■相手役の入江直樹を演じた佐藤寛太さんの印象は?
現場では意外と二人では話したりしないで、お互いにそれぞれの時間を過ごしているんですけど、撮影では引っ張ってくれる存在で、いろいろ助けられました。もう出会ってから2年ぐらい経つので、支えあってやっていました。
■入江はドSで目つきの悪いキャラクターですが、佐藤さんの素顔も近いイメージですか?
普段の佐藤くんは真逆で、すごく喋るし、笑うし、どちらかと言うと金ちゃん(琴子に想いを寄せる青年)タイプです。素の佐藤くんの時は、目もクルクルして、真顔の時がないくらい笑っています。
■お父さん役の陣内孝則さんについては?
陣内さんはホントのお父さんみたいに接してくれて、演技の面でアドバイスをしてくれたり、たくさん学ばせていただきました。アドリブも多くて、急に水を吹き出したりするので、私も笑いをこらえるのに必死だったんですが、目で合図して笑わそうとするので、なるべく見ないようにしました。
■恋愛映画ということで、胸キュンの連続ですが、撮影でいちばんキュンキュンしたところは?
街中で入江くんが琴子を悪い人から助けて手を引いて走るシーンがあるんですが、あのシーンはキュンキュンしました。あとは、入江くんのお家に二人きりでお泊りするシーンですね。同じベッドに男の子がいるっていうのは、撮影と解っていても変な緊張感がありました。琴子がすごく寝相が悪くて入江くんに寝返りでぶつかるんですけど、あのシーンは申し訳ないと思いながら思い切りやっていました。
■確かに大胆なベッドシーンでしたが、普段も寝相が悪いんですか?
ベッドシーン!? いえ、ベッドのシーンには違いないですけど(笑)。普段はあんな寝相が悪くないです。
■美沙さんご自身は入江みたいな冷たいタイプに惹かれますか
好みですね。やっぱり、冷たい男の子は好きです。冷たくされればされるほど振り向かせたいと思いますし、冷たいからこそ、ふと見せる優しさや思いやりが、ギャップでより強く感じられると思います。それが嬉しいから、私は構われるより、冷たくされたいです。
■琴子は落ちこぼれながら恋のために努力奮闘して頑張る姿が描かれていますが、美沙さんはどうですか?
恋をすると女の子は可愛く見られたいし、自然とキラキラしちゃうと思う。私も恋をしたら、キレイになろうと努力するだろうし、服装やメイクや、普段のスキンケアからも、いつ見られても可愛い状態でいようと頑張りますね。
■少女マンガが原作ということで、観ようか迷っている男性の方にひとこと。
『イラズラなKISS』は王道のラブコメですけれど、キュンキュンするだけじゃなくて、けっこう笑えるシーンも多いし、家族のシーンや、友達同士のシーンもあって、男性の方にも楽しんでもらえるはずです。琴子ちゃんと入江くんの2人の距離が縮まりそうで縮まらない感じが気になって、飽きずに最後まで見ていただけると思います。
■最後に今後の抱負やアピールをお願いします。
この映画では琴子ちゃんを可愛く演じていますが、普段はこう見えて空手をやっていたり、意外とふわふわしていないんですよ。そういうギャップにも気づいていただけたら。2017年は、もっといろんな作品に出演して、いろんな役に挑戦したいです。クールな役もやってみたいし、空手を活かして戦いのアクションもやりたいです。
『イタズラなKiss THE MOVIE2 〜キャンパス編〜』は1月27日より全国ロードショー。第3弾『イタズラなKiss THE MOVIE3 〜プロポーズ編〜』も2017年春に封切が予定されている。
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