【インタビュー】The Super Ball「性
格は違うのに、めっちゃいいハーモニ
ーができた」 天然×情熱のふたりが
放つ愛に溢れた“歌声”

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■ワンマンライヴの後に想いが一致!6畳1間で同居生活がスタート

――2011年にオーディションで出会ったおふたりは現在、同居生活をしているそうですが、どんないきさつだったんですか?
佐々木 オーディションから互いにソロ活動を経て、2013年にThe Super Ballを結成したんですけど、2年前の夏にキャパ100人くらいのワンマンライヴをしたときに「これだけ応援してくれる人たちがたくさんいるなら絶対にふたりで頑張ろう!」って気持ちが合致して。その3日後くらいには一緒に住み始めました。
吉田 ふたりで音楽の話をするのに、会うまでの移動時間さえももったいないと思ったんです。一緒に住めば、できることは何倍にも膨れ上がるんじゃないかなと思って「明後日から一緒に住もう」って言いました(笑)。そのくらいお互いの気持ちが同じ大きさで熱を帯びていたんです。
佐々木 当時は6畳1間でプライベートなんか全然なかったんですけど、彼はデカいピアノを持ち込んで来たんです(笑)。

――音楽をすることしか考えていなかったと。お互いをどう見ているんですか?
佐々木 オーディションで初めて(吉田)理幹を見たとき、ここまで必死に目標に向かって、それ以外のことを考えないような人いるんだ!?ってびっくりしたんですよ。しかもこの人、寝言もすごいんです。公園で毎日のように路上ライヴしている時期、寝言で「あぁ売れたい!!」って言ったんですよ。夢の中くらい休めばいいのに(笑)。こんなに情熱を持っている人っているんだなぁと。だけど、忘れ物が多かったり、 Suicaにチャージするのを忘れて何度も自動改札で止められたり(笑)、結構天然なところもあって。天才と天然のミックスみたいな人ですね。そんな彼の音楽に対する情熱に僕は引っぱられました。
吉田 僕は(佐々木)陽吾さんの性格が本当に羨ましいと思っていて。とにかく明るくて、誰とでも仲良くなれるんです。でも初めて会ったときはオーディションの楽屋で、僕はイヤホンをしながらイメトレをしていたんですけど、その中に「うぃっすうぃっすぅ!」って入ってきて参加者全員に「連絡先教えてよ」ってノリで。最初は正直、ちょっとキツいなぁこの人……と思いました(笑)。
佐々木 今思い出すと嫌だなぁ。社交性の押し売りみたいじゃん……。
吉田 そうそう(笑)。でも彼の声は今まで聴いたことがないくらい良い声だなぁと思って、後に声を合わせてみたらめちゃめちゃいいハーモニーができたので、これは一緒にやっていこう!と。性格はまったく違うのに上手くやっているよね(笑)。夜は焼酎を飲みながら、ひたすら熱く夢について語るという習慣は今も一切変わっていません。
佐々木 今思うと、本当に不思議な運命ですね。2ndシングル「キミノコエガ…。」は、ふたりで活動するようになって、毎日のように公園で歌っていたときに作った曲が元になっているんですよ。

■夜中の公園で一気に書き上げた!全国のファンに届けたい想い

――ということは、かなり前からあった曲?
吉田 そうなんです。今までで一番のメロディーができた!と思って急いで陽吾さんに話して、その夜中に公園へ行ってふたりで一気に書き上げたんです。今回はアニメタイアップのお話をいただいて、少しアレンジを加えました。でも伝えたい想いは全く変わらず、あのときのままです。

――アニメの主人公は、特殊な声が聞こえるという設定なんですよね?
佐々木 そう、そうなんです。原曲は、全国で応援してくれるファンみんなが遠くてなかなか会えなくても一生懸命に届けてくれる声をモチーフにして書いたんですよ。そこに、アニメの主人公にまつわる“声”というポイントを掛け合わせて完成させました。

――ふたりの歌声は似ているわけではないのに、ハーモニーになると区別がつかなくなるくらい声が溶け合ってしまうんですね。
吉田 あ、それよく言われます。それが相性の良さなんでしょうね。「キミノコエガ…。」には、僕らが互いへ投げかけるメッセージも込められている気がします。
佐々木 この間、初めてスタジオに入ったときのボイスメモを見つけて聴いたんですけど、今聴いてもめっちゃいいんですよ。荒削りで声の色は違うし、まだまだなんですけど、声の相性は最初から良かった。The Super Ballの初期衝動になった声なので、その響きが「キミノコエガ…。」からも伝わるといいなと思います。

――そんな大切な曲から、The Super Ballの2017年がスタートします。新たな年への目標を教えてください。
佐々木 まずは春のツアーを全てソールドアウトさせて、前回のワンマンライヴから成長した姿を間違いなく見せること。そして、次のステップとしてZepp Tokyoや東京・品川ステラボールでワンマンライヴをすることが目標ですね。
吉田 とにかく僕らはライヴに力を入れているので、ひとりでも多くの人に来てもらうこと。あとはいろいろな楽器を演奏できたり「こんなに音楽に対する愛が深いんだね」と感じ取ってもらえる作品を作ることとか、表現したいことはまだまだたくさんあります!

文/恒川めぐみ

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