映画『新宿スワンII』 “成人式”ス
ペシャルイベント開催！綾野剛、浅野
忠信ら豪華キャスト陣の20歳の頃の写
真も披露!!

前作に続き白鳥龍彦を演じた主演の綾野剛をはじめ、浅野忠信、深水元基、金子ノブアキ、上地雄輔ら豪華キャストが東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 正面エントランスに登場し、行われたレッドカーペットイベント。

劇中さながらにキャストが来場者へ名刺を手渡ししながら、握手やサインに応えるなどファンサービスをし、現場は寒さを吹き飛ばすほどの熱気に包まれた。最後に綾野が集まったファンに「お寒い中、たくさんの方にお集まりいただき、感謝申し上げます。改めまして、あけましておめでとうございます。今年は酉年ということで、“白鳥”龍彦からはじめられるのは大変縁起が良くてありがたいです」と、今年の干支にひっかけてのコメントをすると、大きな拍手が送られた。

また、ファンサービス中に配られた名刺の中には★印が入っているものがいくつかあり、「せっかく2017年になったばかりなので、ご恩返しということで、★印が入っていた方、このあとの完成披露プレミアにご招待します！」と綾野の鶴のひと声に、幸運をゲットしたファンからは悲鳴に近い喜びの声が聞かれた。

続いて、同地のスクリーン7で行われた舞台挨拶には、レッドカーペットイベントの面々に加え、真虎役の伊勢谷友介も登場。主演の綾野が「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。ようやくここまで辿り着けました。ここに豪華共演者、監督、山本プロデューサーと立てていることが嬉しいです。幸せいっぱいです。みなさまの力添えよろしくお願いいたします！」と挨拶した。

シリーズ初参加となる浅野はオファーがきたときの心境を、「無理だ！と思いました。ただ、そのあと、原作マンガを読んだら、滝マサキのビジュアルが自分にソックリで、しかも俺、横浜出身なんで、滝は横浜を牛耳っているということで、俺、やんなきゃいけない気がするな、と（笑）」とコメント。

また、成人式前日ということで、登壇者それぞれの20歳の頃の写真が公開された。「20歳の頃は役者になる前で、写真嫌いで変な写真ばかりなんですよね。この頃は本当に何者でもなかったです（笑）」（綾野）。「（20歳の頃の自分に声をかけるとしたら、と聞かれ）この先、いろんな意味で大変だぞ、ガンバレ！ですね（笑）」（浅野）。「この頃、芸大にいて、僕はNYで展覧会をやっていたときの写真です。髪が後ろだけ長くて、ジャンボ尾崎さんみたいでした（笑）」（伊勢谷）。「成人式の写真と言われて、白スーツ、金のネクタイで、自分だけテイスト違くて恥ずかしい…ですね（笑）」（上地）と当時のエピソードを披露。

イベントの最後には、綾野が「改めて本日はありがとうございます。今年は酉年、新宿“スワン”ということで、我々にとっても縁起がいい年と確信しています。自分が20歳の頃は孤独のどん底にいたような気がします。闇の中でしか光が作れず、その光で自分を照らすことだけで精一杯でした。闇の中で想像した光はやがて輝きとなって、今たくさんの方々の力をお借りして、ここに立てています。この中に今年20歳になる方がいらっしゃるならば、努力は必ずしも報われるとは限りませんが、努力は自分を成長させます。自分を照らし続け、そして照らしてくれる人を愛してください。そうすることで、エンタメ業界もそうですが、日本ももっともっと豊かにと思います。僕もこの国、エンターテインメント、そして、ここに立っているみなさん、この作品を愛してくれるファンのみなさんを愛しています」と新成人へ向けた熱いメッセージを贈り、成人式イヴを大いに盛り上げた。

©2017「新宿スワンII 」製作委員会