数々のイベントに出演し、存在感を放ってきた彼女たちだが、ワンマンライブを行なうのは今回が初めて。ファン待望のライブチケットは即時完売し、計3公演で27,000人のファンが集まった。



彼女たちの初ワンマンは、「大人は信じてくれない」の切れ味鋭い歌とダンスで幕を開けた。「サイレントマジョリティ―」のミュージックビデオをイメージさせるステージやビジョンに映し出される映像など、アイドルの固定概念を覆すほどにクールで挑戦的、アーティスティックな演出の数々で観客を圧倒。センター平手友梨奈が放った「有明コロシアム、かかってこい」の一言で、会場の空気を一変させた。



そして、突如スタンド席に登場し客席で歌う平手のソロ「渋谷からPARCOが消えた日」や、ゆいちゃんず(今泉佑唯&小林由依)が奏でるギター&ハーモニー、けやき坂46(ひらがなけやき)も交え、クリスマス衣装でクリスマスダンスパートを披露し、そのままの衣装でステージ全体を使用し魅せた「手を繋いで帰ろうか」など、息つく間もないスリリングなショーを展開。
まだ3枚のシングルリリースのみであることを思わせない充実のライブを見せた。



クライマックスでは「二人セゾン」「世界には愛しかない」とシングル表題曲を立て続けに披露。
今泉・鈴本・平手が「私たちは負けない、私たちは支配されない、私たちは坂を上り続ける」と力強く宣言すると、デビュー曲「サイレントマジョリティー」でライブ本編を締めくくった。

最後に、デビューからの道のりを振り返り、これまでの不安や孤独を吐露し号泣するメンバーたち。「いつも笑顔をくださる皆さんに、恩返しができるように頑張ります」と決意を語り、このライブのためだけに用意した新曲「W-KEYAKIZAKAの詩」を、アンコールで初披露。欅坂46とけやき坂46の2組、計32人のフルメンバーで初めて歌うというこの楽曲では、即興でファンに振付を指導し、9000人の会場が一体となって記念すべき夜を感動的に締めくくった。



なお、この模様はインターネットテレビ局:AbemaTVのAbemaSPECIAL2 チャンネルにて生中継され、162万人を超える視聴者数、コメントは12万超えで、AbemaTVの単独ライブ配信では過去最多記録を更新。アイドルの可能性を新たなレベルに押し上げるこの歴史的ライブは、2017年2月にAbemaTVで再放送されることが決定している。

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