amazarashi「虚無病」が蔓延する世界
を描いたストーリー第2章を公開

http://www.amazarashi.com/kyomubyo/

「虚無病」は、秋田ひろむが書き下ろす新たなストーリーの中で繰り広げられる架空の病で、amazarashiの楽曲がモチーフになったキャラクターと共に同タイトルの物語が展開され楽曲と、10月15日に幕張メッセ イベントホールにて行われる360°ライブともリンクするプロダクツとなる。

また、ミニアルバムリリースと合わせて秋田ひろむのコメントを公開した。

amazarashi秋田ひろむコメント
 思うに虚無とは、煤のような物かもしれません。
 こびり付くのは一瞬。でも、こそぎ落とすには骨を折るものです。
 問題は、煤がこびり付いたからといって、この自我を買い替える事はできないという事です。

 悲しい事、苦しい事を経て、僕らはすっかり汚れてしまいました。この真っ黒な煤を“美しい”と言えるかどうかが、僕らの命を肯定する分水嶺かのように感じています。

 僕らの負の感情を、ネガティブを、薄汚れた“煤”を、清濁合わせて飲み干せるのか。真っ黒に汚れたあなたに問いかけたいのです。
 それでも人生は美しいと言えますか?
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ミニアルバム「虚無病」には、タイトル曲「虚無病」に加え、2013年、中島美嘉に楽曲提供して話題を呼んだ名曲「僕が死のうと思ったのは」のセルフカバー含む全5曲が収録される。
初回生産限定盤には、小説「虚無病」とamazarashi Premium LIVE VIEWING「世界分岐二〇一六」で披露したアコースティックライブの映像が同梱される他、幕張メッセで行われるワンマンライブamazarashi Live 360°「虚無病」より1曲、ライブ音源がダウンロードできるシリアルコードが封入される。
初回仕様盤の方は、小説「虚無病」に登場するamazarashiの今までリリースした楽曲がモチーフになった5人のキャラクターがランダムに封入されるランダムジャケット仕様となっている。

また、SOLD OUTとなっているamazarashi 360° 「虚無病」LIVE VIEWING は、全国27箇所の映画館で生中継される予定で現在各プレイガイドにてチケットが発売されている。

<「虚無病 」ストーリー第1章より抜粋>

虚無病

一章

“観察報告書”
(出所不明。ファイル共有ソフトで流れたもの。)
(一部抜粋)

 おしなべて無気力、無感動。全ての者が一日の大半を寝て、あるいは座って過ごす。簡単な意思の疎通は可能だが、能動的なコミュニケーションは調査期間中一度も見られなかった。生理的欲求にともなう、必要最低限の行動(食事、排泄)は観察員に促されてはじめて行う。それ以外のおおよその人間的活動は一度も見受けられなかった。
 被観察者自身の氏名や、生い立ちに関する呼びかけには頷きでの返答をする事から、意識においての、記銘、保持については異常ないと推測できる。だが、その全貌については、専門の医療機関での更なる調査が必要だ。しかし倫理的、法的な観点から本人又は親族の許諾が必要不可欠なため、厚生労働省からの(つまり国からの)この疾患への定義づけが待たれている状況である。

 また、発症から一年経過とされている九名の罹患者においても、回復にいたった者は未だおらず、精神的、器質的な疾患の範疇をこえた、恒久的な障害として扱う可能性も鑑みる必要がある
 感染経路が未だ特定できないため、これを感染症とは定義できず、またテレビ、ラジオ、電話、インターネット上の動画や音声の視聴、書籍、新聞、コンピュータ上のテキストなどの閲覧により感染したとの報告が多数あるため、“言葉”による感染―――――――――― 
「虚無病」第1章、2章、特設サイトにて公開中
http://www.amazarashi.com/kyomubyo/

amazarashi 『虚無病』Music Video

アーティスト

UtaTen

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