JAM Project上海公演より、きただにひろしが上海タワーの被り物を着けて登場したアンコールの模様

JAM Project上海公演より、きただにひろしが上海タワーの被り物を着けて登場したアンコールの模様

JAM Project、約8年ぶりの上海公演で
1,000人の現地ファンと「MOTTO! MOT
TO!!」

アニソン界のスーパーユニット・JAM Project(影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)が、全国ツアー“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”の海外公演初日となる上海公演を 9月3日(土)に開催した。
2008年に初のワールドツアーを行ったJAM Projectにとって上海での単独でのライブは約8年ぶり、そして上海でのバンドを率いてのワンマンライブは今回が初となり、約1,000人を観客を動員して大盛況となった。。

開演定刻より10分程過ぎた頃、客席が暗転すると、多数の真っ赤なライトで一気に会場中が染められた。バンドメンバー、そしてJAM Projectのメンバーが登場すると、大歓声があがり1曲目のイントロが演奏されると、オーディエンスのテンションは一気に急上昇。前半戦からたたみかけるように、最新アルバム『AREA Z』収録の新曲や、ライブ鉄板曲、アニメタイアップ楽曲などのアッパーチューンが続くと客席一面に広がる真っ赤なライトの動きは、一層力強さを増していった。

上海の街でミュージックビデオが撮影されたアルバム収録の新曲「NAWABARI~背徳のシナリオ~」が披露されると、さらにテンションは最高潮に。そして今ツアーの見どころのひとつ、アコースティックコーナーで一旦クールダウンをした後に、ぴったりと息の合ったハーモニーを聴かせた「HERO」の間奏中では、「8年経ってまたみんなに会えたことが幸せです」とリーダー・影山ヒロノブが語りかけ、その言葉に温かい拍手の波が会場中を包んだ。

アンコールを求めるコールタイムでは、JAM Projectのコール&レスポンスでお馴染の「MOTTO! MOTTO!!」コールが上がる。JAM Projectの海外公演は、日本語の歌詞もMCもダイレクトに伝わることが多く、日本と同じコールの言葉が鳴り響く様子から、海外ファンの熱心さが見える。

アンコールに応え、メンバーが再びステージにあがると、きただにひろしは上海タワーの形をしたビニールの被り物を着けての登場。8月に秋葉原のスタジオから生配信された、bilibili動画での特番でゲームに負けたことによる罰ゲームとしての演出であり、上海のファンとの約束ともなっていた“公約”を実現した。ファンへのサービス精神が旺盛なところも、JAM Projectの魅力のひとつだ。

20曲以上のセットリストを歌い切ると、メンバーは、それぞれ「再見(ザイジエン)!(※中国語でまた会いましょうの意味で)」、「また来ます。約束します」「また会おう」「前回からは時間が空いてしまったけれども、次はまた近いうちに来ます」など、再会を約束する言葉を残し、ステージを締めくくった。

今ツアーの海外公演は、このあと台北、ソウル、香港と続く。11月23日に開催の幕張メッセイベントホールでのツアーファイナル公演含め、国内公演も残り6公演。さらに11月には、フランスで開催されるJAPAN MUSIC PARTYの出演も決定している。

日本では、10月放送のテレビ東京系ドラマ 24「勇者ヨシヒコと導かれし七人」OPテーマのシングルと、12枚目のベストアルバム『JAM Project BEST COLLECTION XII』を11月2日(水)に同時リリースも発表されており、注目を集めている。国内外での躍進が続くJAM Project、今後の活躍にも期待が高まる。
JAM Project上海公演より、きただにひろしが上海タワーの被り物を着けて登場したアンコールの模様
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(1)
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(2)
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(3)
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(4)
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(5)
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(6)
“JAM Project LIVE TOUR 2016 ~AREA Z~”上海公演より(7)

OKMusic編集部

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