発売から25年 メタルバンド、ポイズンが盗作疑惑で訴えられる

発売から25年 メタルバンド、ポイズンが盗作疑惑で訴えられる

LAメタルの人気バンド、ポイズンが2
0年前の盗作疑惑で訴えられる

80年代後半から90年代にかけて活躍したハードロック・バンド、ポイズンがシカゴのロックバンドの元メンバーに「ポイズンの4曲のヒット作の原型は自分たちが書いた曲」と著作権を巡り訴えを起こされた。

今回訴訟を起こしたのはシカゴのバンド“キッド・ロッカー”のメンバー、ビリー・マッカーシー、ジェームス・ストニックの二人で、ポイズンのギタリスト・C.C.デビルをかつてオーディションしたという人物。1984年にデビルが自分たちの曲を耳にし、後にポイズンの楽曲になったと主張している。
今回彼らが「盗作された」と主張しているのは「Talk Dirty To Me」「I Won’t Forget You」「Fallen Angel」「Ride The Wind」といずれも初期の人気曲ばかり。なおキッド・ロッカーは1984年に解散しているという。

ポイズン側は完全否定し、この件に関して弁護士は「もし盗作だと主張するのなら、アルバムが発売された20年以上前に訴えることが出来た筈。今頃になって訴えを起こすのは余りにも不自然だ。エンターテイメントの世界ではしばしば成功したことをネタに、この様な価値の無い訴訟を起こすことがある。」とコメントしている。

なおポイズンのデビュー作『 Look What the Cat Dragged In』(邦題:ポイズン・ダメージ) は1986年に発売、当時400万枚のメガヒットを記録している。

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