日が暮れると同時に雨が上がったフジロック2日目 ListenJapan

日が暮れると同時に雨が上がったフジロック2日目 ListenJapan

『フジロック'11』2日目、国内外ア
ーティストが熱演を披露

昨日7月30日(土)新潟県・苗場スキー場で『FUJI ROCK FESTIVAL '11』の日程2日目が開催され、数あるステージの中でも2番目に大きい<WHITE STAGE>に10-FEET、the HIATUSら国内ロックバンドが出演、同ステージ、トリをアメリカのバンド・インキュバスが務めた。
『FUJI ROCK FESTIVAL '11』2日目、初日に続きこの日も開場から雨となった苗場スキー場。国内外の豪華アーティストが各ステージで熱演を繰り広げる中、<WHITE STAGE>にはこの日も国内のロック・バンドが出演した。

同ステージ4番手に登場したのは10-FEET。彼らがステージに現れると同時に雨が止み、“フジロック”という、歴史ある音楽の祭典での彼らの勇姿を見届ける為、苗場には多くのキッズ達が集まった。いつもと変わらない愛嬌あるMCでオーディエンスを和ませたと思いきや、ヘビーなサウンドでオーディエンスを煽り、代表曲を次々に展開。会場前方では泥まみれになりながら終始モッシュ&ダイブが起こっていた。

一方、初出場となったthe HIATUS、絶大な人気を誇った現在活動休止中のロック・バンドELLEGARDENの細美武士を中心に構成されたこのバンドは国内のトップ・プレイヤーを擁し全国の大型フェスにも数多く出演。この日、苗場での初ライブを刮目せんと多くのオーディエンスが訪れ会場後方まで人で埋め尽くされていた。演奏開始と同時にトップクラスの演奏力でオーディエンスを惹きつけ、細美のネイティブな発音の英詩に透き通るような歌声が野外に響くと会場は幻想的な空気に包まれた。時には即興ともいうべき演奏を披露し静動織りまぜたステージングにオーディエンスは惹きこまれていた。

さらに、同ステージのトリにはアメリカのバンド・インキュバスが出演。雨も完全に上がった会場に静寂が訪れ、登場と同時に存在感あるバンドのポテンシャルが爆発。オーディエンスからの大歓声がその期待感を物語る。民族音楽と現代ロックを融合させたサウンドを率先して取り入れてきたインキュバンス、この日のライブでは日本の「和」のテイストを感じさせるサウンドを数多く披露し日本のファンを魅了した。

初日の雨で例年同様、悪路になってしまった『FUJI ROCK FESTIVAL』しかし、日が暮れると同時に雨も上がり雲間からは星も見え、最終日には晴れる兆しが垣間見えた。

例年通りの盛り上がりをみせている『FUJI ROCK FESTIVAL '11』は本日7月31日(日)に最終日の公演が行われる。

【イベント情報】
<FUJI ROCK FESITVAL'11>
開催日:7月29日(金)・30日(土)・31日(日)
会場:新潟県・苗場スキー場
日が暮れると同時に雨が上がったフジロック2日目 ListenJapan
the HIATUSを観るべ<WHITE STAGE>会場後方まで溢れ出すオーディエンス ListenJapan

OKMusic編集部

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