【速レポ】モンパチフェス<WWW!! 18>、MONOEYES「ちょっと青空出てるじゃん」
横並びに設置され、交互に演奏をするハブSTAGEとマングースSTAGE。転換時間が短いのは、この土砂降りの雨のなかとても助かる。芝もたっぷりと雨水を含んでいて、お客さんもさぞ大変だろうと思いきや、ハブSTAGEのMONGOL800から、一斉ジャンプで雨を跳ね返す勢いで驚く。モンパチのMCで「<What a Wonderful World!!>開催できてよかった!」と言っていたが、主催する彼らの喜びに、観客も大きく応えているようだ。そのモンパチからの熱いバトンを受けて、マングースSTAGEに立つのは初登場のMONOEYESだ。
◆MONOEYES 画像
大きな歓声が上がり、客席前方ではファンが掲げる大きなMONOEYESフラッグがはためく。それを指差した細美武士(Vo,G)は、「沖縄!」と叫びをあげると「My Instant Song」へ。細美とScott Murphy(B,Cho)のハーモニーに、観客のハンドクラップが重なっていく。ヘヴィなギターリフにコブシが上がる「Run Run」では、雨なんてへっちゃらな感じで観客はダイヴし、肩車をしたキッズが空へと腕を突き上げ、シンガロングする。激しい雨すらもドラマティックな舞台装置にするようなアグレッシヴな演奏と、ステージへと食らいついていく観客が生み出す光景が熱い。会場のボルテージがどんどんと上がっていくのが、目に見えてわかる。