ザ・ゴールデン・カップスのメンバーのルイズルイス加部が死去、享年71
「リードベース」と呼ばれた独創的なプレーで数々の伝説的なロックバンドを引き立てたベーシスト兼ギタリストのルイズルイス加部が、2020年9月26日、多臓器不全のため死去した。
1967年、グループサウンズ ザ・ゴールデン・カップスのベーシスト（もともとはギタリストだった）としてデビュー。「長い髪の少女」「愛する君に」などのヒットにより、その名を知らしめた。1968年にエディ藩がザ・ゴールデン・カップスを脱退したために、ギターを担当する。
1967年、ザ・ゴールデン・カップスを脱退。その後は、ルーム、フードブレイン、Speed, Glue & Shinki、ニューゴールデンカップス、リゾートなど、様々なバンドに参加する。一時、音楽活動から離れ、アメリカに移住。
1978年 、ギタリストCharの熱烈な誘いによりジョニー吉長と共に、ロックバンド ジョニー、ルイス&チャー（のちのピンククラウド）にベーシストとして参加。1994年に活動を停止。
1996年、I Love Rock ‘n’ Rollの作者としてお馴染みのロック界の巨匠アラン・メリル率いるグラムロックバンド ウォッカ・コリンズに参加。2003年には、ザ・ゴールデン・カップスの再結成にも参加した。
近年は、闘病しながらもザ・ゴールデン・カップスのメンバーとしてライブ活動を続けていた。9月にもコンサートが予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。他に類を見ない斬新でパワフルなプレーは、多くのミュージシャンに影響を与え多くの足跡を残した。
2020年9月1日、ザ・ゴールデン・カップスのメンバーでドラマー兼ボーカルだったマモル・マヌー（享年71）が亡くなったばかりだった。
