「大体のオンナにもらった」「下駄箱に食べ物ってどうなの?」、バレンタインでも切れ味抜群の帝王・中丸雄一
冒頭のフリートークでは「学生」というテーマで、2人の学生時代を振り返る。2月に突入したばかりの時期ということで、バレンタインデーの話が浮上すると、田口は「思い出あります?」と中丸に尋ねた。中丸は「バレンタインあるよ。いっぱいあるよ。いっぱいもらったもんなー」とモテモテだったころの話を始めるが、「小学生かな、ピークは」という発言に田口は爆笑。
すると中丸は「クラスの大体の“オンナ”からチョコをもらったよ」と、女の子を“オンナ”呼ばわりしていたことが発覚。ジャニーズアイドルの多くがファン女性を「女の子」「女の人」と敬愛を込めて呼んでいる中、中丸の態度は極めて異質であるといえよう。まさに帝王!
さらに田口が、チョコレートをもらうときの理想のシチュエーションとして、「(下駄箱を)パカって開けて、(チョコが)ドサドサドサーみたいなの!」と、かわいらしい妄想を明かすが、中丸は「よくドラマであるシーン? ないだろうね」とバッサリ。さらに「オレ、よくよく思うんだけど、下駄箱に食べ物を入れるってどうなの?」と、追い打ちをかける始末だ。「けど、ラブレターとか入ってたらいいなって思う」と夢を語る田口だが、中丸は「今の子ってそういうのないんじゃない?」と打ち砕く。その無慈悲な発言は、ほとんど暴君といえるほどだ。
中丸は、コンサートMCでも進行役を務めたり、日曜朝の情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)でもレギュラーを務めるなど、真面目できっちりとした性格。2015年10月15日に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)に出演した際には、落下系の絶叫マシーンを苦手としているにもかかわらず、富士急ハイランドのアトラクションを逃げずに体験し、KAT-TUNのコンサートDVDの宣伝をやりきった。基本的には責任感があるのだが、時折出てくる帝王な一面とのギャップに中毒性を感じる女性が多いのだ。
ちなみに、小学生時代にモテモテだった中丸が、バレンタインのお返しとしてセレクトしたのは、「スーパーで母親が買った適当なキャンディ」。農民たちに重い税を課しておきながら、その見返りをほんの一ちぎりのパンで済ませる非道な帝王――それが中丸なのかもしれない。百姓一揆が起こらないことを祈るばかりだ。