【ONE LOVE ONE HEART
インタビュー】
男子・女子別々の
2曲を同時リリース!
それぞれに
新たな挑戦が盛り込まれた作品

L→R 佐々木杏莉、久昌歩夢、イーチ、藤咲碧羽、相原一心、洸瑛、矢嶋由菜、飯塚瑠乃、笹原遼雅

男女混合9人組グループのONE LOVE ONE HEARTが、「マジで超やべぇ」と「ハイスイノジン」の2曲を同時に配信リリースする。「マジで超やべぇ」は男子メンバー楽曲で、10代男子のリアルな頭の中を歌ったヒップホップナンバー。一方の「ハイスイノジン」は女子メンバー楽曲で、女子の力強さが全開のナンバーに仕上がった。2曲の新曲について、そして2024年1月8日にZepp Shinjuku(TOKYO)で行なわれる5thワンマンライヴについて、相原一心、笹原遼雅、飯塚瑠乃、藤咲碧羽の4人に語ってもらった。

タイトルどおり、
超ヤバい曲だと思った

今回は男子メンバーと女子メンバーの楽曲が同時配信ということですが、これも男女混合グループだからできることですよね。男子メンバーの楽曲「マジで超やべぇ」からうかがいましょう。

笹原

曲をいただいて聴いた時に、タイトルどおり“超ヤバい曲だなぁ”って思いました。自分的にはこれまで聴いてこなかったジャンルの音楽だったんです。なので、タイトルどおりのインパクトを受けましたね。

相原

今回曲をいただく前に男女別の曲というのは聞いていましたが、どういう曲なのかは知らなくて。聴いてみたら“めちゃくちゃラップじゃん!”って(笑)。今までは世界観のある曲を歌い上げていく感じだったのに、急にラップだったから“俺、グルーブ感を出せるかな? 大丈夫かな?”と焦りました(苦笑)。遼雅と同じく超ヤバい曲だと思いましたけど、自分の実力がそこに追いつけるのかという不安はあって。

これまでの曲と全然違いますし、“次はラップが多い曲だから”とか聞いていれば心の準備ができたと思いますけど、そうじゃなくていきなりだったと。

相原

そうなんです。しかも、楽曲をもらった時に“令和版RIP SLYME”っぽい雰囲気を出したいと言われて、“嘘だろ!? 俺たちラップ初心者なのに?”って。“いきなりラップ界のトップに?”みたいな(笑)。

レコーディングはどうでしたか?

笹原

スタッフの方が“こうやって跳ねさせてみたらどう?”など、丁寧にディレクションしてくださったので自分でも勉強しつつ模索しながらですが、なんとかレコーディングすることができました。

相原

めちゃくちゃ難しかったです。僕はレコーディングの順番が最後だったので、待っている間に他の3人の歌声がなんとなく聞こえてくるんですよ。“うわぁ、ヤベぇ。俺にはできないよ!”と思ってしまって。実際に結構時間がかかりましたね。ラップ特有のテンポ感を掴むのが難しかったんですけど、新しいことへのチャレンジという意味では成長もしっかりと感じることができました。

メロディーに言葉を乗せて歌うのと、ラップのようにリズムに言葉を乗せるのとでは全然違うアプローチが必要ですよね。

相原

はい。そう感じました。

レコーディング前に男子メンバーで相談はされましたか?

相原

何かを相談するという感じは特になかったです。

では、オーディションの順番待ちのような心境ですね。

相原

まさにそういう感じでした!

笹原

分かりやすい例え! ほんと、そういう気持ちでしたよ(笑)。緊張感もありましたし。

曲のタイプ、歌詞の内容も含め、ファンの人たちも驚く一曲になりましたね。

相原

こういう言い方が良いのか分からないですけど、あえて“ダサカッコ良い”曲をこういうタイミングでリリースできるのはいいなと思います。

女子メンバーは男子メンバー曲を聴いてどう思いましいたか?

藤咲

仮歌のデモの段階で聴かせてもらったんですけど、“難しそうだな”というのが第一印象でした。でも、めっちゃ癖になるのでデモの音源を結構聴きましたね。男子がレコーディングしたものを聴いた時は、“めっちゃカッコ良い!”って改めて思いました。これまでの楽曲と比べて、男子メンバー曲だからこそ音域が少し低めなので、みんなの声と合っていますし、“めっちゃうまい!”と感じて。あっ! 親バカみたいになっちゃいましたけど(笑)。

同じグループのメンバーから高い評価をもらえると嬉しいですよね。

相原

めちゃくちゃ嬉しいです。難しい曲だったので、そういうふうに言ってもらえると安心します。

飯塚さんは男子曲を聴いた時にどう思いましたか?

飯塚

私はこういうテンション高い系の曲がすごく好きなので、“ヤバい! カッコ良い!”って思いましたね。普段から男子メンバーはワチャワチャして騒がしいので、すごくぴったりな曲です(笑)。“この4人なら歌いこなせるはず”とも思っていましたし、実際に聴いてみてもカッコ良く仕上がっていてすごいと思います。

こちらも高評価ですね。カッコ良く仕上がっていますが、レコーディングではどういうところに気をつけましたか?

相原

ラップなので言葉のひとつひとつをいつもよりはっきりと発音するようにしないと何を言ってるのか分からなくなるような気がしたので、そこが気をつけたところです。

今作の振り付けはどんな感じですか?

相原

歌というかラップが難しかったぶん、振り付けはこれまでと比べてめっちゃ簡単でした!

笹原

振り入れの時間を2時間くらいもらっていたんですけど、結局20分で終わりました(笑)。簡単でキャッチーな振り付けなんですけど、だからこそ自分らしさをどうやって出していくかという部分ではこれからもいろいろ考えていきたいと思っています。

相原

今回は基本的に簡単な振り付けなので、ライヴでファンの人たちも一緒に踊ってもらえるのがいいんですよ。すでにライヴで披露していますが、一緒に踊ってくれる方も多くて。ペンライトを持っていても片手が空いてたらできるので、ぜひ踊ってください!

笹原

一緒に参加できますし、ライヴでの反響も大きいです。歌い終わったあとに大きな歓声をいただいたことがあって、それが気持ち良かったです。

藤咲

この曲の振り付けって、フリーな部分が多いんです。私からしたらそういうフリーな部分というのが一番難しいんですけど、それを男子メンバーができているのもすごいと思いますね。

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