無期限活動休止のウルフルズ、東京最
後のフリーライヴ開催

ウルフルズ活動休止前、東京ラストとなるフリーライヴで熱唱したトータス松本

8月29日(土)、30日(日)に行われる野外ライヴ「ヤッサ!」を最後に活動休止を発表したウルフルズが、7月10日(金)に六本木ヒルズアリーナでフリー・ライヴを開催した。
ライヴ当日の午前0時にオフィシャルHPとワーナーミュージック ウルフルズページにて場所と時間が緊急発表されたのにもかかわらず、当日午前10時より先着順で無料発券された整理券も数分で配布終了。会場付近には整理券を手に入れられなかったファンが列をなし3500名を越えるファンが集まった。

「今日はどうもありがとう、ウルフルズです。」という挨拶の後、「ガッツだぜ!!」でライヴがスタート。立て続けに「バンザイ〜好きでよかった」と大ヒット曲を披露。
「ドラマに出たり、ソロがあったりして誤解を招く仕事っぷりなのは、申し訳ない。スミマセンでした。4人で音を出すのは楽しいこと、だけどこれを何十年もやっていくかというと自信がない。だからちょっと休みたいなと。」とトータス松本はMCの中で活動休止に関して触れ、「解散でなく活動休止といったのは、4人ともウルフルズがすごく好きだから。休止して、ウルフルズがここで出などうするんじゃ!という気持ちになったら立ち上がる。」とファンへ説明した。

そして、「借金大王」「あの娘に会いたい」といった初期の楽曲の後、「笑えれば」「サムライソウル」「ええねん」を力強く歌いあげたトータス松本。アンコールの「いい女」演奏後には4人揃ってステージの端々に行き深々とお辞儀をするメンバーに、ファンからは「ありがとう!!」の声があがった。
閉演を告げるアナウンスが流れても鳴り止まない拍手と声援、AAPコール。するとトータス松本が一人で、先ほどとは違う衣装で登場。「今俺が一番やりたいことやっていいですか?」と話し、トータス松本ソロ名義の楽曲「明星」をアコースティックギターで一人熱唱。ウルフルズ活動休止と向き合い、ソロ活動に向かうトータス自身の決意表明として1人1人のオーディエンスと向き合い、熱唱した。

なお、このフリーライヴの模様は、7月15日(水)NHK総合「SONGS」(午後11時〜)で緊急オンエアされることが決定している。

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