うたい紡がれてきた詩歌でたどる音楽
の魅力『国立劇場3月特別企画公演 詩
歌をうたい、奏でる ―中世と現代―
』が開催

2021年3月5日(金)、3月6日(土)国立劇場 小劇場において、『国立劇場3月特別企画公演 詩歌をうたい、奏でる ―中世と現代―』が開催される。
本公演では、日本の詩歌の魅力を「中世」と「現代」の二つの視点から紹介。「中世」では、 今様や白拍子といった中世に流行した歌謡の数々を『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』『五節間郢曲事(ごせちのあいだのえいきょくのこと)』といった古資料に基づき復元演奏する。
一方「現代」では、連歌をテーマに創作された作品の系譜をたどって、ジョン・ケージ作曲『RENGA(れんが)』と一柳慧作品を発展させた川島素晴・マーク.D.フェルム・桑原ゆうが共同作曲した『ベルリン連詩II(べるりんれんし2)』を上演。
日本の詩歌は、声に出して読まれる言葉の文芸として、音楽やさまざまな芸能と密接に結びつきながら発展を遂げてきた。うたい、奏でられることによって紡ぎだされてきた詩歌の豊かな世界を楽しめる公演となるだろう。
なお、本公演はライブ配信も予定されており、詳細は決まり次第国立劇場ホームページで発表される。

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