【ADDICTION インタビュー】
今だからこそ歌う、
感謝にあふれた
ポジティブなメッセ―ジ

L→R K.B、JOSHUA、ASCH、MYUJI、PEACE

リリースごとにさまざまなジャンルの曲に挑戦する姿を見せてくれるADDICTION。待望のニューシングル「DEAD DROP/Just One More Time」にも同じタイプが何ひとつない、彼らの可能性を提示する楽曲が並んでいる。これらの曲のことはもちろん、MVでなぜか入っているバラエティー要素あふれるドラマ撮影の様子など、じっくりと話してもらった。

ステイホーム期間で気づいたことを
曲に落とし込んでいこうと話し合った

今作は本当にさまざまなジャンルの曲が入っていて驚きました。

PEACE

ADDICTIONの良さは、そこにあるんです。いろんなジャンルの曲があるからこそ、いろんな歌い方や、さまざまなダンスのジャンルを楽しめるんですよね。僕らもパフォーマンスをしていてすごく楽しいですし、お客さんもそれを観て喜んでくれていると思うんです。今作では「Just One More Time」という曲の雰囲気がすごく素敵なんですよ。ダンスもカッコ良くて、バリバリ踊りながら歌っているので自分でも楽しくて、気分がアガっていくのがよく分かるんです。

サウンドはとてもカッコ良いのに、歌詞はメッセージ性が強いですよね。

MYUJI

ありがとうございます。僕が歌詞を書いたんですが、リリースがステイホーム期間と被ってしまったので、リリースイベントやライヴができなくなってしまったんですよね。それでも、ちゃんとリリースできることがすごく嬉しかったですし、ファンの人たちに会えなくても、SNSでメッセージをくれたり、応援してくれていることが分かって本当に支えになったんです。僕たちはもちろん、みなさんも将来が見えなくて不安な時期だったとは思うんですが、その中でも頑張っていこうというメッセージを、みなさんへの感謝を込めて書きました。

K.B

当たり前のことがないということを実感したのが、このステイホーム期間だったと思うんです。そこで気づいたことがたくさんあると思うんですよね。それをちゃんと曲に落とし込んでいこうと話し合ったんです。

JOSHUA

僕もこの曲が大好きです。ただ、すごく振り付けが細かくて、これまでの最高難易度になっているんですよ。みんなも珍しく踊れていなくて、必死に練習して習得したんで、僕たちの苦労した振り付けも観てもらいたいと思っています。

PEACE

最初に振り付けを観た時、“できるのかな?”と不安になるくらい衝撃的だったんですよ。

JOSHUA

でも、これをちゃんとものにできたらかなりスキルアップができると思うので、楽しみながらパフォーマンスをしています。

ちなみに、ステイホーム期間を終えて、メンバーみんなと会った時にどんなことを思いました?

JOSHUA

取材や打ち合わせなどでは、オンラインで顔を見てやり取りをしていたんですが、それでは実際に会った気分にはなれていなくて…やっぱり、人間にはそれぞれがまとっている色や空気感があるんで、それが一切感じ取れないのはすごく寂しかったんですね。でも、実際に会うことができて、お客さんを少人数ですが入れてライヴができた時には、本当に自分たちがやりたいことが分かった気がするんです。

MYUJI

うん。僕たちはメンバーが一緒にいないと何もできないんだということも実感しましたし、配信ライヴという新しいチャレンジもすることができたので、あれはあれでいい経験になったと思っています。

ポジティブにとらえるのが一番ですよね。さて、ASCHさんはどの曲がオススメですか?

ASCH

「SNOW」です。僕らには「Love Song」(2019年発表のアルバム『Party in the SKY』収録曲)という曲があるんですが、その冬バージョンの曲を作りたいと思って1年前に書いたんです。すでにライヴで披露していて、ファンの方からも“好きです”と言ってもらえることが多いので、今回音源にできて嬉しいです。

PEACE

歌詞がストレートでいいですよね。ASCHさんが書く歌詞は、男らしくて、女々しいところもあって、そこのバランスがいいんですよ。

MYUJI

冬の音にもなっているし、これからの季節にぴったりなので、ASCHさんが今年の冬を作る感じになりそうだね?

ASCH

…まぁ、そうなっちゃうよね(笑)。

全員

あははは。

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