スティーヴ・ウィンウッド「ジンジャ
ー・ベイカーはつっけんどんな外面と
は裏腹に繊細で優しい人だった」

スティーヴ・ウィンウッドが、エア・フォースやブラインド・フェイスのアルバムでコラボしたジンジャー・ベイカーを悼んだ。
「なんて悲しい喪失。彼の家族、友人たちへお悔やみを。彼が貢献してきた音楽にとっても喪失だ。彼は早くからジャズの基礎を身につけており、その後、それにアフリカンとロック・ミュージックを結びつけ、独自の演奏法を生み出した。僕はラッキーなことに、ジンジャー・ベイカーズ・エア・フォースで彼とプレイでき、Phil Seamen、Harold McNair、Graham Bondという優れた人たちと会い共作するにいたった。加えて、エリック・クラプトン、リック・グレッチとブラインド・フェイスで。彼とのアポは尋常ではなかった(彼は“来たぞ”って突然現れた)が、ブラインド・フェイスのアルバムに後世に残る素晴らしい貢献をしてくれた。ややつっけんどんな外面とは裏腹に、とても繊細で心優しい人だった。寂しくなる」
また、ベイカーの影響を受けたというドラマーのカール・パーマーは、「ジンジャー・ベイカーは10代の僕に大きな影響を及ぼした。クリームは僕のお気に入りのバンドの1つで、僕は8回、彼らを観に行った。ジンジャーはいつだって素晴らしかった!」と、追悼している。
Ako Suzuki