【M!LK インタビュー】
仲間とともに前へと進む
M!LKが示す変化と進化

L→R 曽野舜太、琉弥、吉田仁人、板垣瑞生、佐野勇斗、塩﨑太智、山中柔太朗

3人の新メンバーを迎えて約5カ月。“ともに時間(とき)を過ごす仲間こそが人生の宝物”というメッセージを携え、2ndアルバム『Time Capsule』が到着した。楽曲の振り幅、表現力、歌声の厚みと全方位にポテンシャルを広げた本作から、メンバーのM!LKに対する愛を感じてほしい。

新体制初のアルバム名が“Time Capsule”とはちょっと意味深ですね。しかも、作品コンセプトは“宝物”だとか。

塩﨑

そのコンセプト、実はそのしゅん(曽野の愛称)が言い出したものなんですよ。

曽野

“どういうアルバムにする?”って話し合った時、ひとつひとつの楽曲を宝石のように大切にして、それが集まった宝箱のようなアルバムにしたいって言ったんです。

吉田

そこが新メンバーが入ってきてくれた良さですよね。彼らの意見が入ったことで新しいM!LKになっているし、ある意味このアルバムは未来の僕たちに対する課題というか。

板垣

10年経ってこのアルバムを聴き返した時に“宝物”と思えるように、これから頑張っていかなきゃいけない。おじいさんになっても“あの時はさぁ”って語り合えるようなタイムカプセルにしていこうってことなんです。

なるほど! リード曲の「My Treasure」もラップが挟み込まれていたりと、新しい表情が見えますよね。

塩﨑

新体制第一弾のシングル「Over The Storm」が今までになくカッコ良い系だったので、カッコ良い方向性で行くのかと思いきや、青空の似合うさわやかな曲で。ラップは僕と瑞生で担当しているんですけど、実はラップって想いが伝わりやすいものなんだっていう発見もありました。

佐野

さわやかな曲調だから、その中に男らしいラップが入ると曲が映えるし、おかげで深みも増したよね。

吉田

「Over The Storm」が野心に燃えて前だけを見てる曲だとするなら、こっちは横にいる仲間を大切にしてる曲なんです。

琉弥

なんか2曲並べると物語っぽくなる気がする。

板垣

うん。横にいる仲間たちと前に向かっていくストーリーになってて、要するにずっと前に進み続けてるってこと。

山中

MVも屋上でのダンスシーンだけじゃなく、7人が集まって仁人くんの誕生日を祝うシーンもあったり、ジャケットを含め、今までになく“素”な表情が見られる作品でもあると思います。

そうかと思えば、「ジャングリズム」のような奇天烈な曲もあったり。去年の11月の新体制初ワンマン『M!LK THE LIVE 2018』では曲中、琉弥さんがお猿に変身していて驚きました。

琉弥

リハーサルに行ったら猿のコスチュームがあって、最初は驚いたんですけどめちゃくちゃ楽しかったです!

山中

でも、意外と歌詞は反骨精神があって熱い曲なんですよ。「サラブレット御曹司CITY BOY」も最初はタイトルにびっくりしたけど、ライヴでやると楽しくて! 80年代風のサウンドで真剣にボンボンになり切るのは、やっぱり仁人くんがダントツで上手い。

吉田

いやいや(笑)。この曲を含め、春のツアーで披露した曲も新バージョンで何曲か収録されていて。「上昇思考クライマー」は声の厚みが増して、より熱量が出たと思う。

佐野

「Goin’ Down」はガラッと男らしい曲になって、ファンの方たちからも変わったっていう反響が一番ありました。

対して、今回のアルバム用に書き下ろされた新曲はシリアスな恋愛ソングだったり、大人っぽい曲が多いなと。

佐野

レコーディングでも単に歌うだけじゃなく、今回から演じることを始めたんですよ。曲それぞれに細かいイメージがあって、例えば「交差点、信号、君と僕」だったら主人公は大学生で地元での後悔を抱えてるとか。

曽野

「It’s only LOVE」は結婚まで考えてた彼女に振られて、横浜の赤レンガ倉庫で悩んでる男だったり(笑)。

琉弥

もちろん自分自身にはそんな経験ないですけど、僕は恋愛モノのドラマとか映画を観るのが大好きなので、“あ、こういう感じなのかな”って想像して歌いました。

吉田

あと、「Around The World」は受験期に勉強を頑張ってる人たちを応援したいっていう曲で、昨年の11月のワンマンで録音したファンの声とクラップが入っているんですよ。

塩﨑

M!LKの応援歌って今までは全部明るめの曲だったから、こんな落ち着いた曲で背中を押すのは初めてだよね。

山中

だからこそ心に染みるし、元気が出る気がする。

曽野

“僕たちも一緒に頑張っていくから!”って寄り添ってる感じ。歌詞にも15から19まで、メンバーそれぞれの年齢が出てくるんですよ。…20はないんですけど。

佐野

そうなんです。僕だけない…まぁ、最初に聴いた時にオリンピックが思い浮かんだから、2020年に何かタイアップができるように頑張りたいかな。

板垣

ドンマイ(笑)。でも、7人になって曲がすごく前向きになったというか、聴き手の心に響くような歌声が届いてるようには感じますね。

そんな盛りだくさんのアルバムのラストを飾るのが、ゆるふわな「愛と合図」というのもM!LKらしい。

山中

バンドのフレンズさんが提供してくださった曲で、年上女性との同棲? それともペット目線?って、想像が掻き立てられるんですよね。

塩﨑

弟的なラブソングというか、特に柔太朗の脱力感ある歌声は聴いてほしい! あとは、今回のジャケット写真には仕掛けがあって、今はまだ言えないんですけど…

板垣

知ったら背筋が凍りますよ(笑)。

なるほど。3月から5月にかけては『M!LK SPRING TOUR 2019 “Treasure Treasure”』を行ないますね。

板垣

春のツアーでも各公演、気持ちの面で違うライヴにしたいですね。それぞれの地方でファンと一緒にライヴを作りたい。

琉弥

僕ら3人はステージに立った経験も少ないので、地方の空気だったり、いろんなことを学べるのが楽しみです。

曽野

俺は何より食べものが楽しみ! この前のリリースイベントで福岡に行って生まれて初めて食べたもつ鍋がめちゃめちゃ美味しかったんですよ。

吉田

アルバムを出したことで曲の幅も広がったし、7公演全部新鮮な気持ちでやれるんじゃないかな。また7人全員でご飯にも行って、より絆を深めたいですね。

取材:清水素子

アルバム『Time Capsule』 2019年2月6日発売
SDR

  • 【初回限定盤(Blu-ray付)】
    ZXRC-2040 ¥3,500(税抜)

  • 【通常盤】
    ZXRC-2041 ¥2,500(税抜)

  • 【FC限定盤(Blu-ray付)】
    ZXRC-2042 ¥4,500(税抜)
    ※PREMIUM MILK会員限定販売



『M!LK SPRING TOUR 2019 “Treasure Treasure”』

3/02(土) 大阪・NHK大阪ホール
3/03(日) 愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
3/23(土) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
4/02(火) 福岡・福岡国際会議場メインホール
5/11(土) 東京・昭和女子大学人見記念講堂
5/12(日) 東京・昭和女子大学人見記念講堂

M!LK

ミ!ルク:2014年11月結成。スターダストプロモーションに所属する5人組ヴォーカルダンスユニット。グループ名には「何色にも染まることの出来る存在に」という意味が込められており、メンバーは音楽活動に留まらず、ドラマ、映画、舞台、モデルと幅広く活躍している。
15年3月にシングル「コーヒーが飲めません」でCDデビュー。19年2月にアルバム『Time Capsule』、9月にはZeppツアーを行ない、11月6日には結成5周年アニバーサリーシングル「ERA」のリリース。2020年2月に現体制となり、3月には新体制でのアルバム『Juvenilizm-青春主義-』を発表。

「Over The Storm」MV

「My Treasure」MV

アーティスト