【mini】人生の半分を歌手になる夢に
捧げて

GReeeeNなどのプロデュースを手がけるヒットメーカーJINとタッグを組んで、注目の歌姫がデビュー! 人生を懸けて捧げてきた音楽への思いをminiが熱く語ってくれた
取材:道明利友

モデル経験もあるminiさんですが、音楽活動も昔から志していたのですか?

はい。モデルを始める前から、ライヴハウスやクラブとか、いろんなところで歌ってたんですよ。もともとは小学生の時から劇団に入っていて、ミュージカルをやってたんですけど、ミュージカルって台本があって、テーマが決まっていて、それをたくさんの人数で作り上げてお客さんに伝えるというスタイルじゃないですか。だけど、歌手は自分自身の伝えたいことを伝えられるので、“だったらこっちのほうがいいじゃん!”って気付いてからは、そっちの道へガラッと進路を変えたんです。

そうだったのですね。それぐらい長く思い続けていたデビューが実現して、本当にうれしいでしょう。

めちゃくちゃうれしいですね! 私は今24歳で、歌手を目指してからはもう12年なんで、人生の半分ぐらいをその夢に捧げてきてるので。上手くいかなかった時期も、ここで諦めたら他に何をしていいか分からないから絶対に叶えなきゃダメだって、ずっと思ってましたから。

その夢を実現させたデビュー曲「Are U Ready?」ですが、miniさん自身も作詞に参加していますよね。どんな思いを込めましたか?

“Are U Ready?”ってタイトルには、私自身に問いかけてる部分もあって。私も迷いながら、ぶつかりながら溜め続けてきた夢があって、それをようやく伝えられる場所に来れたっていう。“行くぞーっ!”みたいな(笑)、そういう意味合いと勢いを込めた曲ですね。

サウンドも、すごくアグレッシブなダンスチューンに仕上がってますよね。歌手の道がここから始まる自分に、勢いを付けているような感じで。

世の中の夢を持って頑張ってる若い子たちだったり…逆に、夢がまだ見えなくて迷ってるような人をも“私が引っ張っていくぞ!”ぐらいの気持ちを込めてます。“居場所を求め 街をさまよう”っていう最初の歌詞は、大人が今時な若い子を見て“うーん”ってなるようなシーンだと思うんですね。例えば、渋谷のセンター街で夜遅くまでたまっていたりする子たちを見て。でも、私自身もその世代の張本人だったんですけど、別に周りから白い目で見られたくてそこにいたわけじゃなくて、居場所がなかったり、寂しかったり、誰かに気付いてほしかったりっていう、何かしらの気持ちがあってそういうところにいたんですよね。そういう気持ちを持っている子たちの背中を押してあげられたらいいなと思って。

miniさん自身が経験したリアルな思いを、自分の作品からメッセージとして伝えたいと言いますか。

はい。カップリングの『Special memory』も、女の子ならたぶん誰でも経験したことのある気持ちだと思うんですよね。“嫌いになれたらどれだけ楽だろう”って、この曲は最後に歌ってるんですけど。好きな人に会いたくても会えない、好きなのにどうしようもできなくて辛い時に、ここで嫌いになれたらどんなに楽になるんだろうなって思ったことは私もあったし。そういうふうに、私自身が体験したことであったり、感じてることじゃないと伝えられないので、これからも私はリアルな気持ちを書いていくだろうし。今回の曲も魂込めて書いてます!

mini

1985年3月12日生まれ、東京都出身の女性シンガー、mini。幼い頃、ミュージカル『Annie』を見て、ステージに立つことを決意。12歳にして初ステージを経験し、その後も自身が作詞する楽曲にてライヴ活動を展開する。17歳になり、シンガーとしての認知度を高めるため、モデル業もこなし、各雑誌に登場し始める。

また、自身が社長としてモデル事務所を立ち上げ、ギャル系コミュニティの中で一目置かれる存在となるなか、GReeeeNのプロデューサー兼High Speed Boyzのヴォーカルを務めるJIN、ロック・ナンバーからエレクトロ系サウンドまで幅広いジャンルの楽曲を得意としているサウンド・プロデューサーnishi-kenと出会い、アーティスト“mini”を作り上げるチームが完成。

満を持して、10年3月に<avex trax>より1stシングル「Are U Ready?」でデビュー。「自分を信じ続けて諦めなければ、夢は必ず叶う——。」そう自分に言い聞かせてきた彼女の歌詞は、同性からの共感を得る範囲に収まらず、前向きに、次のステップへ向かう背中を押す存在として支持を集めている。

アーティスト