「SYNC NETWORK JAPAN」本格始動。シド、凛として時雨、サイサイらコメント
音楽をハブに活動する日本発のエージェント組織「SYNC NETWORK JAPAN」が、全世界のインディーズレーベルのデジタル権利を支援する団体「MERLIN」ならびに、全世界の楽曲ストリーミング配信・ダウンロード販売利用者の90%以上を網羅可能な300のDSPに楽曲を提供するアグリゲーションサービス「FUGA」との契約を発表した。
SYNC NETWORK JAPANは、音楽をハブとしてコンテンツ分野をクロスオーバーするネットワーク構築、エージェントとしてコンテンツ、海外パートナー、異業種をマッチングし、日本のコンテンツマーケットを国内外で拡大するための新組織として2018年8月に発足。前身となるSYNC MUSIC JAPANは、2010年より日本人アーティストの21カ国69のWEBサイトおよび放送局へのニュース展開や、東京は国立競技場、インドネシア、台湾、イギリスと世界を巡ったジョイントライブツアー「JAPAN NIGHT」での海外パートナーの招聘、「モーニング娘。」の米国コンベンションへの出演を始めとする多数のイベントへのブッキングなど、日本の音楽コンテンツのグローバル化を促進してきた。
MERLINは、世界中のインディーズレーベルを取りまとめ「第4のメジャー」として配信業者と交渉し、3大メジャーと同等の契約条件を引き出すための効率的なライセンスの枠組みを提供する会員組織。世界の主要なレーベルを含む、47ヵ国の20,000以上のレーベルが参加しており、現在までにYouTubeやSpotify、Deezer、Google Play、Pandoraなど主要なデジタルサービスと契約を締結している。
またFUGAは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの50カ国において、500のクライアント、7000のレーベルとのネットワーク実績を持つアグリゲーションサービスで、全世界の楽曲ストリーミング配信・ダウンロード販売利用者の90%以上を網羅する300のDSPと締結しており、全世界に対して楽曲の配信を可能としている。今後はアジア、特に日本での展開を拡大する予定で、このSYNC NETWORK JAPANとの契約が日本で最初の契約となる。
SYNC NETWORK JAPANでは、今回の音楽コンテンツのグローバル配信を皮切りに、デジタルプロモーション、インターネット通販、全世界でのライブイベントを展開し、その先々で異業種との協業を図り、音楽をハブとして日本コンテンツのアウトバウンド・インバウンド展開の最大化を目指す。その第一歩として、2月に行われた台湾・香港・上海・北京を巡るシドのアジアツアー<SID 15th Anniversary ASIA TOUR “THE PLACE WHERE WE LOVE MOST 2019”>のアジア圏および、全世界向けのPR協力も実施している。
また、SYNC NETWORK JAPANの本格始動に際しては、共に世界の舞台で戦っているアーティスト達から激励のコメントも寄せられている。
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