9nine、サンプラザワンマンに4400人、5月からは全国ライブハウスツアーもスタート
9nineが10日、東京・中野サンプラザにてワンマンライブ「サンプラザの9nine」を開催。昼・夜2回公演にて約4400人のファンが集結し、大盛況となった。
開演後、クラシック音楽とともに、スクリーンには9nineの過去の写真が次々と映し出され、観客の様々な思い出をよみがえらせる。たくさんのカラフルなサイリウムが会場を埋め尽くす中、いよいよ登場の瞬間。扉が開くと、白銀のマントに身を包んだ9nineメンバーの姿が。マントを取り音楽に合わせて9nineポーズを決めると、アニメ『スタードライバー』の主題歌となり、リニューアル後の9nineにとって初の楽曲「Cross Over」でこの日のステージは幕を開けた。
2曲目「Romantic moon」を終えると、吉井の「みなさん、こんにちはー!9nineでーす!」という定番の挨拶のあと、自己紹介へ。観客は、3か月ぶりのワンマンライブだけに、いつも以上に大きな声でメンバーの名前を呼ぶ。西脇は「Oh,my god! Amazing!」と、開始直後からハイテンション。会場のカラフルなサイリウムを見て、「リハーサルと本番は全然違う!さっきまで赤一色(椅子の色)やったのに」と吉井は天然ぶりを見せる。
“9nineポーズ”という、身体で数字の9を表す定番のポーズを、この日観客と一緒に行いたかったという9nineメンバー。「今日は、サンプラザのみんなで9nineでーす!」という掛け声とともに、会場全体で9nineポーズをとった。
ここからは、ファンからの人気が高く、ライブでは盛り上がる定番曲とされている4曲、「#girls」(昼)/「困惑コンフューズ」(夜)、「too blue」、「119」、マテリアルワールドを一気に披露。VJも繰り出され、観客のテンションは序盤にもかかわらず最高潮になった。外の暖かさもあいまってか、会場内は暑く、春を通り越して夏が来たかのようだった。
ほとんど休むことなく、ここからはDJ TEL_YEEを迎えてのクール曲ラッシュへ。tofubeats remixとして発売されているリミックス曲を中心に、激しいダンスの曲を連続で4曲披露した。普段に増してオシャレなアレンジの楽曲と、最近の9nineの本流になりつつある、キレキレのクールなダンスがふんだんに盛り込まれ、勢いのあるパートとなっていた。