REPORT / Kan Sano『ただI MA』「おかえり、Kan Sano」──およそ1年ぶりの弾き語りライブで届けられた、“旅の途中”の近況報告 「おかえり、Kan Sano」──およそ1年ぶりの弾き語りライブで届けられた、“旅の途中”の近況報告
Text by Takanori Kuroda(https://twitter.com/otoan69)
Photo by Sachiko Yamada (origami PRODUCTIONS)
昨年11月にライブ活動の休止を発表したKan Sanoが10月5日(木)、東京・有楽町「music&theater I’M A SHOW TOKYO、YURAKUCHO」にてワンマン・ライブ『Kan Sano Solo Piano Live 2023 “ただI MA”』を開催した。
この1年間、インスタライブやストーリーで不定期に弾き語りのパフォーマンスを上げてはいたものの、Kan Sanoが人前で演奏を披露するのはおよそ1年ぶり。フランク永井による歌謡スタンダード「有楽町で逢いましょう」から拝借したという、洒落た名を持つできたばかりの公演会場(I’M A SHOW=逢いましょう)には、この日を待ち侘びたファンが雨の中大勢駆けつけ満員御礼となっていた。