ピアニスト小曽根真が若手俊英との新
トリオ「Trinfinity」を結成 NY録音
のファースト・アルバムを1/24(水)
に発売

1983年の世界デビューから40周年の節目を迎えたピアニストの小曽根真が、新たなジャズ・トリオ「Trinfinity (読み:トリンフィニティ)」を結成。アルバム『Trinfinity』を2024年1月24日(水)にリリースする。
ジャズ・ピアニストとしての第一線での活動のかたわら、国内外の主要クラシック・オーケストラとの共演を積極的に果たすなど、ジャンルを超え世界規模での活躍を続ける小曽根真。これまで、ザ・トリオ(ジェームス・ジーナス&クラレンス・ペン)、スーパー・トリオ(クリスチャン・マクブライド&ジェフ“テイン”ワッツ)など、米国のトップ・ミュージシャンとタッグを組んできたが、今回メンバーとして迎えたのは、小曽根と俳優の神野三鈴が主宰する次世代を担う若手音楽家のプロジェクト「From OZONE till Dawn」に所属するベースの小川晋平とドラムのきたいくにと。
小川ときたいとは2021年より「From OZONE till Dawn」の取り組みをはじめ、ブルーノート東京や各地ホールでの公演、そして新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会では小曽根のオリジナル作品をフル・オーケストラと共演するなど、小曽根のサイドを固めてきた。
こうしたクリエイティヴなステージで厚い信頼を築いた3人は、2023年8月にニューヨークでレコーディングを敢行。アルバムは小曽根のオリジナルを中心に、小川晋平のオリジナルも2曲(「エチュダージ」「ミスター・モンスター」)収録している。「Trio」と「Infinity」を掛け合わせたバンド名の通り、瞬間瞬間のインタープレイの生み出す化学反応が無限の可能性を感じさせる、瑞々しく鮮烈なトリオ・アルバムとなっている。
小曽根真『Trinfinity』ジャケット写真
加えて、曲により、小曽根と親交の深いパキート・デリベラとダニー・マッキャスリン、そして現在バークリー音楽大学に留学中のアルト・サックスの新星・佐々木梨子、ニューヨークのジャズ・シーンで活動するパーカッション奏者の二階堂貴文が参加。アルバム・リリースに先がけて、1月10日(水)に小曽根のオリジナル曲「モメンタリー・モーメント」が先行デジタル・リリースされる。
尚、アルバム・ジャケット及びアーティスト写真は、小曽根のオファーにより俳優/映画監督・斎藤工が撮影を担当。深みのあるモノクロ写真が印象的な仕上がりとなっている。
小曽根は12月16日(土)、17日(日)の2日間、Bunkamuraオーチャードホールにて、毎年恒例のクリスマス・コンサート『小曽根真クリスマス・ジャズナイト2023 “Beyond Generations”』を開催する。今回は世代を超えた日本の精鋭たちと、海外からも卓越した若い才能を招いてのスペシャル・コンボとビッグ・バンドのステージで、小川晋平ときたいくにとも出演する。なお、チケットは両日とも完売している。