【@onefive インタビュー】
「Chance×Change」は
新しい挑戦やスタートが重なっている

L→R MOMO、SOYO、KANO、GUMI

@onefiveがChamJamのメンバーとして出演している映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』の主題歌「Chance」を含む4曲が収録されているシングル「Chance×Change」。昨年11月のメジャーデビューを経て力強く前に進もうとしている姿と多彩な魅力を伝えてくれる各曲について語ってもらった。

挑戦し続けられる新しいことは
常にたくさんありますからね

「Chance」は『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』(以下、『劇場版 推し武道』)の主題歌ですが、どのような曲としてとらえていますか?

SOYO

私たち自身もそうですし、聴いてくださるみなさんの背中を押してくれるような曲になっていると思います。ありのままの自分でいてもいいし、変化していってもいいし、自分が思うように進んで行けばいいんだと気づかせてくれる曲ですね。

KANO

リズミカルだし、聴くとネガティブ思考がポジティブ思考に変わる曲です。そして、歌詞も素敵なんです。音と言葉が合わさることによって勇気につながるエネルギーが生まれるというか。生きている中で人はどうしてもネガティブになってしまうことがあるけど、一歩を踏み出すと大きく変化するんだと思います

GUMI

この曲の1番Aメロの歌詞は、私自身も思ったことがある気持ちです。そういう悩みを経て、ポジティブに変化していく曲ですね。@onefiveにも当てはまる曲だし、『推し武道』の市井舞菜ちゃんがえりぴよさんに対して歌っている曲としてとらえることもできると思います。

MOMO

歌詞に《ただ静かに 過ぎていく日々》というところがあるんですけど、毎日をただなんとなくやり過ごしていくこともできるんですよね。でも、ありのままの自分を出して、変わっていくほうが夢に近づいていけるし、幸せなことだと伝えてくれる曲です。

みなさん自身もただ何となく日々を過ごすことなく、何らかのかたちで一歩を踏み出したから、今があるんじゃないですか?

MOMO

そうですね。本当に自分でやりたいと感じることじゃないと楽しくないですし、続けることができなかったと思います。私も@onefiveとして活動しながら自分の考えを伝えてきたから、少しずつ前に進めていると思います。

GUMI

私は芸能活動を始めた時は“やってみようかな”ってなんとなく流される感じだったんです。でも、@onefiveを始めてから大変なこともありましたし、“このままやっていてもいいのかな?”と悩むこともありました。そういう経験を経てもっと大きくなりたいと思うようになって、このメンバーとスタッフさんと一緒に頑張っていきたい気持ちになっていきました。

KANO

私は事務所に入ったことが人生を大きくチェンジさせるきっかけになったと思います。田んぼでみんなと遊ぶような田舎で育って、木に登って降りられなくなるような女の子だったので(笑)。でも、事務所に入ってからたくさんのことを学ばせていただいて、何と言ってもダンスが好きになったのが大きかったです。なので、事務所に入って良かったと思っています。本当に事務所には感謝ですね。

SOYO

私もGUMIちゃんと一緒で、なんとなくの成り行きで事務所に入って、これまでは思ったことも発言しないままだったんです。でも、「Underground」(2021年発表の配信シングル)をリリースした頃、2カ月くらい何の活動もなかった時期があって。それが変化するきっかけになりました。“この先、@onefiveをどうしていくか?”という話し合いをした時に、初めて自分の意見を言えた気がします。“私も発言していいんだ”と気づいて、自分の想いを伝えることも好きになれたのは大事な変化でしたね。

みなさんが掴んでいきたいチャンスとしては、どのようなことがありますか?

SOYO

たくさんありますけど、やっぱり多くの方に観ていただきたいというのがあります。ゆくゆくは日本武道館のステージに立てるように頑張りたいです。

GUMI

4月に初めて声出しOKのワンマンライヴ『@onefive LIVE 2023』をEX THEATER ROPPONGIで開催したのですが、“これからはもっとこうしていきたい!”っていうのがはっきり見えた感覚もありました。

MOMO

お客さんの熱量がすごく伝わってきて、今までで一番我を忘れて楽しんだライヴでしたね。これからもいろんな場所でライヴをして、さらにいろんな演出とかにも挑戦して、みなさんに“楽しい!”と感じていただけることをやっていきたいです。

KANO

お客さんと目を合わせて同じ場所で過ごすって、やっぱり何とも言えない楽しさがありますし、“これが@onefiveだよね!”って感じることができるんです。

今後、海外でライヴをやる機会もあるかもしれないですよ。

GUMI

そうですね。だから、勉強も頑張らないと。私たち、大学で勉強している外国語がそれぞれ違うんですよ。

KANO

私は英語です。

SOYO

中国語です。

GUMI

英語と韓国語です。

MOMO

英語がメインで、第2外国語がフランス語です。

フランス語は男性名詞、女性名詞があって、動詞の活用もややこしいですよね?

MOMO

はい。でも、先生と仲良しなので頑張ります(笑)。フランスでもライヴができるようになりたいですからね。

みなさんには語学も含めて吸収していきたいことがたくさんあるんですね?

GUMI

はい。例えばダンスに関しても、まだまだ勉強しないといけないですから。今作のカップリング曲である「Ring Donuts」や「Last Blue」は、今までとは違うスタイルのダンスに挑戦しているんです。そういう吸収もしながらチェンジしていきたいです。

KANO

表現の幅を広げていきたいですからね。

SOYO

みんなで頑張らないと。

MOMO

ダンスや音楽はもちろん、いろんな芸術に触れる際にただ楽しむのではなくて、“どうして楽しいと感じるんだろう?”とか考えたり、アーティスト側の視点に立ってみたりするのも自分たちの成長につながると思うんです。さまざまなことから刺激を得るのは新しいアイディアにつながったりもすると思うので、小さな出会いも大切にしていきたいです。

SOYO

挑戦し続けられる新しいことは常にたくさんありますから。チーム全体で話し合ったりもしながらこれからも成長していきたいです。

@onefiveはまだまだ成長期?

GUMI

そうなんです。

KANO

身長も伸びたいけど(笑)。

GUMI

身長以外も伸びるところがまだあるから!(笑)

SOYO

ほんとにそうだね。

MOMO

可能性はまだまだ無限大なんです。

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