中島みゆき、
3年振りのオリジナルアルバム
『世界が違って見える日』発売決定

中島みゆきが、3年振り44枚目となるオリジナルアルバム『世界が違って見える日』を3月1日に発売することがわかった。

昨年秋、中島みゆきがサントリーコーヒー「BOSS」発売30周年TV-CMに出演し突如“宇宙大統領”としてお茶の間に登場。中島みゆきの演技に加え「ヘッドライト・テールライト」「ファイト！」などの名曲が採用されたこともあり、YouTubeに公開されたCM映像は再生回数が425万回を超える大きな反響を呼んだ。

11月末にはシングル91曲のみながらもファン待望のサブスクリプション音楽配信サービスが開始され、「糸」「時代」などの名曲がサブスクで聴けるとSNSで大きな盛りあがりをみせた。12月14日に自身初となるフジテレビ系月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』の主題歌「倶（とも）に」を収録した『倶（とも）に/銀の龍の背に乗って』を47枚目のシングルとして3年振りに発売。

久しぶりの新曲、感動のバラードソングということもありドラマの最終回が放送された後もロングセラーを続けている。また、このシングルに再収録された「銀の龍の背に乗って」が主題歌となっている映画『Dr.コトー診療所』が12月16日に劇場公開され全国に感動を届けている。さらにはお正月映画として自身の伝説の3作のライブ映像作品から再編された珠玉の15曲を体感できる『中島みゆき 劇場版ライヴ・ヒストリー２』が12月30日から公開。さまざまな話題が目白押しの中、2023年の元旦に待望の新作アルバム『世界が違って見える日』を3月1日に発売することが発表された。

誰もが不安とともに生きるこのコロナ禍の中、“こんな時こそ、中島みゆきの歌を”と銘打ち発売された『ここにいるよ』（2020）と『中島みゆき 2020ラスト・ツアー「結果オーライ」』（2021）。中島みゆきは“こころに寄り添う歌”でリスナーの心の支えとなった。

そして今回、時代が「中島みゆきの歌」を求めていることに呼応するように、緊急事態宣言後初となる待望のオリジナルアルバム『世界が違って見える日』の発売を発表。リスナーの生きる勇気をそっと後押しする“こころに寄り添う「愛」と「勇気」、そして「希望」の歌”がここに誕生する。

この発表に併せて、モノクロの世界で風船を持つ中島みゆきのシルエットが印象的なCDジャケット写真も公開された。時代を映す「何か」を感じる赤字で刻まれたタイトルもアルバムに込められたメッセージの一旦を担っているのは間違いないだろう。

本作品に収録される楽曲は、中島みゆき初のフジテレビ系月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』主題歌「倶（とも）に」、2021年に工藤静香へ提供した「島より」と2007年のクミコへの提供曲「十年」の2曲のセルフカバー、そして日本を代表するシンガー・ソングライター吉田拓郎がギターとコーラスで特別にゲスト参加をした「体温」等を含む全10曲を収録。待望の新作がどのような作品になるのか、今から非常に楽しみである。

今回の発表と同時にニューアルバムの先着購入特典情報も公開。中島みゆきの3年振り、通算44枚目となるオリジナルアルバムの発売をぜひ心待ちにしよう。

※「倶（とも）に」 ※”倶”は正しくは旧字体表記