主導権をゲットして、彼が離れられな
くなる女になろう

怒る・叱るにはメリハリをつけて
 それと同時に、逆にちょいSな女性がモテるようになってきているというのも時代の流れではないでしょうか。草食系男子は女性にリードをされることを望んでいます。だからといってグイグイ引っ張られてリードをされるのもいやだという難しい性質。そこで一番適している女性がちょいS女なのです。適度にリードをしてくれる、ちょうどいい女性。そういうところが彼が離れられなくなる女なのです。

 2人の関係で少しずつ主導権を手に入れられるようにしてみましょう。男性に主導権を持たせていても、休日はどこにも出かけない…なんだかパっとしない付き合い方になってしまって不満を感じる女性も多いです。だったら主導権は自分で握ってしまえばいいのではないでしょうか。ただいきなり男性から主導権を奪うというのもおかしな話なので、徐々に2人の関係性を変えていけるといいでしょう。例えば、メールのやり取りをしている場合にいつも自分から終わらせてみるとか、待ち合わせに早めについて彼を笑顔で待ってみるとか…普通のことなのに、男性からしてみると何だか物足りなさや申しわけない気持ちなど、ちょっと胸の中がザワザワっとします。それを続けるうちに、次第に女性のほうが主導権を握れるようになっていくのです。強引に主導権を奪うのではなく、自然に男性から主導権を渡すかのような仕組みが理想です。

 そして、彼に対する怒る・叱るにはメリハリをつけて接しましょう。彼に何をされても怒らない、そんな女性は彼の言いなりのままになってしまいます。日ごろから文句をいうのも考えものですが、怒りたいときや叱りたいときははっきりと気持ちを伝えましょう。大人になって怒られた男性は、怒られているにもかかわらず、何となくドキっとします。まるで母親に怒られていたときを思い出すかのような、そんな気分になります。男性は女性に母親のような役割を求めるものなので、そういう女性を魅力的と感じて彼が離れられなくなる女になれるでしょう。

 逆に褒めるときはおおげさにしてみてください。例えば、待ち合わせにいつも遅れてくる彼が時間ちょうどに来た場合、当たり前で済ませずに大げさに褒めてあげてください。そうすると、何だかいいことをした気になって彼が得意げになります。褒められたという記憶が残るので、また次の待ち合わせもできるだけ早く行こうと努力してくれるようになります。そうなったらもう、彼女の勝ち。彼が離れられなくなる女になれるでしょう。子どもの教育と同じようなものです。

Written by Gow! Magazine編集部
Photo by Chealse V

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