【B.O.L.T インタビュー】
今回のEPにはいろんな気持ちが
フィーチャーされた歌詞の曲がある
L→R 白浜あや、高井千帆、内藤るな、青山菜花
B.O.L.Tにとって初となるEP『Weather』がリリースされた。ドラマ『ちょい釣りダンディ』エンディングテーマの「雨のち晴れ」を含む全6曲、まさに夏という季節にぴったりでライヴやフェスでも盛り上がること必至の楽曲が収録されている。さらなる進化を感じさせる新作に込めた想いをメンバー4人に語ってもらった。
心の中が雨模様の時でも
寄り添ってくれる歌詞がある
5月からツアーで各地を回って、7月15日にファイナルと3周年記念ライヴがありましたが、この数カ月だけでもグループとしていろんな成長があったんじゃないですか?
高井
はい。ツアーは2回目なんですけど、それぞれの会場で“はじめまして”のお客さんもたくさんいらっしゃってすごく嬉しかったです。成長という意味では今回のツアーは途中でMCを挟まず、ほぼノンストップで披露するという挑戦をしたのでメンバー全員が成長できたと思います。
一気に聴かせることで、B.O.L.Tの世界観がよりダイレクトに伝わってきた感じがしました。
高井
嬉しいです! ツアーが始まる前は“MCがないと物足りないって思われちゃうかな?”っていう心配もあったんですけど、曲中に自己紹介をしたり、煽りを入れたりして、MCがなくてもボリュームたっぷりだったと感じてもらえたらいいなと思ってツアーに臨みました。
新しい試みということで初日までの準備も大変だったと思いますが。
高井
通しリハを何回も行なって、ツアーが始まってからもみんなで改善点を具体的に挙げて話し合ったりしました。
内藤
MCがあると激しい曲とゆったりした曲の間に入れて雰囲気を切り替えたりできるんですけど、ノンストップだと激しい曲の次にゆったりした曲がある場合、どう切り替えるかをいろいろ考えました。撮ってもらったライヴの映像を観て“こういう切り替え方もできたな”と思いましたし、夏はフェスとかイベントが多いから、持ち時間の中でできるだけたくさん聴いてもらいたい時とかにも今回の経験が生かせると思いましたね。
青山
ほぼノンストップだと聞いた時は“できるのかな?”って不安でした。私は全部を全力でやっちゃうタイプなので、これまでと同じようにやったら体力がもたないなって。だから、静かな曲の時は力を入れすぎず、曲の内容に合わせて切ない感じを表現したり、激しい曲も“ここは強く歌う”という部分を決めておいて、それ以外の部分はいい具合に力を抜くことを意識しました。そういう力の入れ具合を意識するようになったことで表現力もアップした気がします。
白浜
今回のツアーで煽りにも積極的に挑戦しました。“みなさんと目を合わせながら煽りができるようになる”というのが自分の中の課題でした。
そんなツアーもありつつ、初のEP『Weather』がリリースされましたが、レコーディングはツアーと並行して?
高井
ツアーが始まるちょっと前にスタートして、ツアー中に録り終えました。ツアーで今回のEPに収録されている曲をちょっとずつ披露していって、最終日には“Weather”パートも設けて、全曲聴いてもらうことができました。
リリースよりも前に新曲の反応を直接感じることができたみたいですね。
高井
はい。ライヴでもすごく映えるというか、みなさんと一緒にライヴで歌って育てていく感じになったので、すぐに披露できる機会があったのも嬉しかったです。
今回のレコーディングではどんなことに挑戦しましたか?
青山
もともと私は太い声でしか歌えなかったんですけど、明るい感じとか女の子らしい感じとか新しい曲調にもチャレンジしました。最初はうまくできなくて悩んだりしましたが、プロデューサーさんにアドバイスをいただいたりして頑張りました。そのアドバイスはライヴで歌う時にも当てはまったので、レコーディングだけじゃなくてライヴでもアドバイスを生かすことができたから、“こんな菜花、見たことない!?”と思ってもらえていたら嬉しいです。
タイトルの“Weather”にはどういう想いが込められているのですか?
高井
ありがとうございます!
内藤
なんで“ありがとう”?(笑)
高井
あははは。最初の方にタイトルのことをお話ししようと思ってたのに言いそびれちゃっていたんで。
内藤
“質問してくださってありがとうございます”ってことね(笑)。
高井
うん(笑)。で、タイトルなのですが、“Weather”は“天気”という意味で、天気は日によって変わったり、時期によって変わったりしますけど、気持ちも天気によっていろいろ変わるじゃないですか。今回のEPにはそういった変化だったり、いろんな気持ちがフィーチャーされた歌詞の曲が集まっているので、心の中がちょっと雨模様の時でもきっと寄り添ってくれる歌詞があるんじゃないかと。
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歌の中に遊び心を入れたり新しいことにも挑戦できたアーティスト
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