【Jams Collection インタビュー】
ステージデビューからの一年間の
集大成的なメジャーデビュー作
L→R 津代美月、保科 凜、神楽胡音、一宮彩夏、豊田あさ、坂東 遥、小波もも、成瀬みるあ、柚木ひるね
昨年3月にステージデビューした9人組ガールズグループ・Jams Collection(通称、ジャムズ)。わずか半年足らずで『@JAM EXPO』出演やワンマンライヴ、さらに秋には『TOKYO IDOL FESTIVAL(以下、TIF)』にも出演するなど、実力も注目度も高い彼女たちがミニアルバム『JamMode』でついにメジャーデビュー! これまでの活動を振り返ってもらいつつ、メジャーデビュー作などについて、坂東 遥、一宮彩夏、小波もも、保科 凛の4人に語ってもらった。
ライヴを重ねるごとに
メンバーもそれぞれ成長できた
いよいよメジャーデビューですが、今の心境は?(注:取材は1月中旬に実施)
坂東
“メジャーデビューする”という分かりやすい実感みたいなものはまだないんですけど、いろんなメディアさんに取材してもらったり、レコード会社の方がジャムズのCDを宣伝してくださったりと、いろんな方が動いてくださってる状況の中で“これがメジャーデビューなのか!?”とちょっとずつ実感してきています。私たちもジャムズの良さをたくさんの方に伝えらえるように頑張りたいと思います!
小波
私はすごくドキドキしています。年が明ける前はリリースイベントも始まっていない状態だったので、“メジャーデビューが決まったんだなぁ”ってフワッとした感じで受け止めていたんですけど、実際にリリイベが始まって、ファンの方から“CD、楽しみです!”と言ってもらえたり、ジャケット写真が公開されたりしていくうちに実感できるようになりました。さっき、はるちゃんが言ってたように取材をしてもらえることも増えて、慣れないことばかりなんですけど、今はすごく楽しいです。ここまでの活動の中でも初めてのことがたくさんあったんですけど、メジャーデビューしたことできっとこれからも初めてのことがたくさんあるんだろうなって、緊張しつつも楽しみな気持ちです。
保科
私もリリイベが始まってから実感するようになりました。リリイベでCDショップに行くと、いろんなアイドルさんのCDが並べてられていて、私たちのCDもこうやって並ぶのかと思ったらすごく楽しみで、とてもワクワクしています。
一宮
メジャーデビューが決まった時、ファンの人たちもすごく喜んでくださって、ジャムズにかかわっていただく方も増えて、より頑張ろうという気持ちになりました。リリイベも頑張って駆け抜けたいと思います!
ステージデビューが昨年の3月なので、まだ一年経ってませんが、これまでの活動を振り返ってみて特に印象的だったことを教えてください。
一宮
私は8月のTSUTAYA O-EASTでの1stワンマンライヴです。“ワンマンができるようになるのは一年ぐらい経ってからかな?”と思っていたので、わずか5カ月で…しかもTSUTAYA O-EASTっていう対バンライヴでしか立ったことのない大きな会場でできたのが嬉しかったです。CO2とか単独公演でしかできない演出もあったりして、“うわっ、アイドルだ!”って思いましたし(笑)、私たちだけを観に来てくださったファンの方たちと一緒の空間にいられてすごく幸せでした。
保科
そのワンマンで発表した初めてのツアーが私は印象に残っています。6カ所を回ったんですが、初めての土地でのライヴもあってドキドキだったし、はじめましての方や、私たちと一緒に各地を回ってくださってる方もいて、ツアーならではの思い出が作れました。ツアー中、ライヴを重ねるごとにメンバーもそれぞれ成長できた気がします。
小波
私は『TIF』です。メインステージ争奪戦に参加して、初日に行なわれる予定だった決勝戦は台風で中止になったんですけど、予選からそこに向けての数カ月間、初めて合宿も行なったりして、貴重な時間を過ごせたと思っています。その合宿ではメンバー同士、泣きながら本音を言い合えて、全員のジャムズへの想いを聞けて、ひしひしと“この9人で良かったな”と思いましたし、メンバー同士の絆も深まりました。
坂東
みんなに言われちゃったんですけど、どれも印象強くて(笑)。その中でも『@JAM EXPO』や『TIF』のような大きなイベントに出演できたことは、今振り返ってもすごいことだなって思っています。デビューしたばかりの頃はイベントでも平日の午後2時とか3時とかに出番があったりして、“ヤバい! お客さんが3人しかいない!”っていう時もありました。でも、この10カ月、自分たちが走り抜けてきた期間はあり得ないぐらいの初めての経験やありがたい経験をたくさんさせていただきました。今の現状に満足しないで、もっともっと頑張らなきゃいけないと今は思っています。
メジャーデビュー作となるミニアルバム『JamMode』が完成しましたが、ここまでの活動があってのデビュー作という感じですよね。
坂東
はい! ライヴでたくさん歌ってきた曲も入っていますし、スタートではありますけど、本当にいろんな想いが詰まっています。
リード曲で1曲目の「疾走ドリーマー」は、まさに今のジャムズにぴったりの曲だと思いました。
一宮
そうなんです。歌詞の内容はまさに今の私たちにぴったりだと思っています。私はジャムズの前は社会人として働いていましたし、他のメンバーもひとりひとり違う道を歩んでいました。でも、ひとつの夢を目指して集まってジャムズになり、夢に向かって頑張って走り続けている…そんな私たちの姿とすごく合っているので、だからこそたくさんの方にこの曲を聴いてもらいたいです。
保科
夢を見ていた頃から始まって、成長するために夢に向かって頑張る!みたいな内容の歌詞なので、レコーディングの時も“私はずっとアイドルになりたかったんだなぁ”って自分のこれまでを振り返りながら、歌詞の内容を噛み締めて歌っていました。
坂東
いつも仮歌をいただいて聴いた時、“これをジャムズで歌ったらどんな感じになるのかな?”って想像がつかないんですけど、この曲はメンバーの声が入ったものを聴くと、“あぁ、ちゃんとジャムズの曲になっている!”と思って嬉しくなりました。歌に表現力が求められる曲なんですけど、メンバーもそれぞれ気持ちが入っていて、聴いていて“ジャムズっていいなぁ”と思いました(笑)。
自分たちが“いいなぁ”と思えるっていうことはかなりの自信作になったということですね。MVもタイトル通り疾走感があっていいですね!
小波
ありがとうございます。滑走路で撮影したんですけど、夢に向かって走っていくという内容にも合っていて、MVを作るとその楽曲をより好きになれるというか、「疾走ドリーマー」はレコーディングで歌った時よりもさらに好きになりました。撮影は周りに風を遮るものが何もなくてすごい寒かったのですが(笑)、いろんな服を着て走ったりしたので開放感があって気持ち良かったですね。メンバーの表情とか細かいところまで観てほしいです。
アーティスト
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