THE GROOVERS、初ライブからジャスト
30年の日にワンマン開催

藤井一彦(Vo,Gt)、高橋ボブ(Ba)、藤井ヤスチカ(Ds)の3人が、オープンしたばかりの下北沢SHELTERで初めてのライブを行ったのは1991年11月28日。以降、トリオならではのタイトかつラフで爆発力のあるR&Rを武器にステージを重ね、1993年メジャーデビュー。多くのアルバムをリリースし、バンドは現在も転がり続けている。
これまでにフロントマンの藤井一彦はギタリストとしてもSION、石橋凌八代亜紀ほか、藤井ヤスチカはドラマーとして解凍期のP-MODEL、高橋ボブはベーシストとして平沢進など、名だたるアーティストのサポートでも活躍してきている。そしてレジェンド達だけでなく、影響を公言するBUMP OF CHICKENなど下の世代に至るまで、幅広い層からリスペクトを受けてきた3人が輝くのは、やはりTHE GROOVERSだろう。
30年の時を経ても、初期衝動のように凄みを増すR&Rが鳴るステージは、メンバーチェンジも活動休止も無く歩み続けたバンドだけが起こせる奇跡と言っていい。そのTHE GROOVERSが、初ライブからジャスト30年の2021年11月28日に、同じ下北沢 CLUB 251にてワンマンライブを開催。昨今の状況を踏まえ人数制限があるが、この日30年前と同じ下北沢で、今も変わらないスピリットを目撃してほしい。