【超特急 インタビュー】
今回の配信曲はセンターの
メンバーそれぞれの
新しい“らしさ”がある

L → R カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ

10月18日より5週にわたり、新作を毎週一曲ずつ配信してきた超特急。うち4曲はメインダンサーの4人それぞれがセンターを務めながら、リリース当日まで誰がセンターであるかを明かさず、予想合戦でファンを楽しませてきた。そんな5曲についてメンバーが語ってくれる!

誰がどの曲のセンターをやるか、
メンバー自身で決めた

12月のシングル発売の直前に、また別の新曲を5週連続配信することが決まった時はどう思われました?

ユーキ

びっくりしましたね! シングルと併せて10曲になるわけで、そんなに新曲が増えることってなかなかないじゃないですか。もう、アルバム並み!

タクヤ

曲が多すぎて自分でもどれがどの曲だか分からなくなるくらいでした(笑)。

つまり、ヴォーカルのタカシさんは一気に10曲レコーディングしたということ?

タカシ

はい。シングルの「Asayake」と5週連続配信の曲とで10曲、出来上がった曲から歌を入れる状態だったので、ほぼ毎日レコーディングしていました。ちょうどソロの活動とも重なっていたので結構バタバタはしていましたけど、一曲一曲ちゃんとした作品に作り上げていきたいっていう想いは強かったですね。

リョウガ

好きなグループがたくさん曲を出してくれるっていうのは嬉しいんじゃないかと。大変だった分、8号車(ファンの呼称)のみんなが喜んでくれる、幸せに感じてくださると考えれば、苦には感じません!

今の状況では特に嬉しいですよ。実際、第一弾の「Jasper」リリース時も前日にヒントビジュアルが公開された時から“センターは誰?”とSNS上で推理合戦になっていて。“こんなワクワクが5週も続くなんて最高!”と、8号車の間でも大評判でしたから。

タカシ

そう言ってくれるのは嬉しいな。

カイ

今回の配信曲はセンターのメンバーそれぞれの新しい“らしさ”があって、僕は好きですね。ちなみにダンサー4人のうち誰がどの曲のセンターをやるのか、実は自分たちで決めたんですよ。例えばリョウガだったら、カオスで面白い曲のセンターをやりがちなイメージがあるじゃないですか。でも、そういう“ありがち”じゃない、新しいものを取り入れようとして曲選びをした結果、それぞれ今までとは違うハマり方をしたなと。

サウンド面を見ても、5曲とも見事にジャンルがバラバラですよね。

タカシ

歌う時も曲に対するイメージはバラバラにしてました。まぁ、意識せずともバラバラになる楽曲たちばかりですけど(笑)、例えばラップはセクションによって聴こえ方が変わるように、歌い方の変化を曲ごとに多少なりともつけてます。

「Jasper」のラップも軽快で、歯切れが良くてとても鮮烈な印象ですよね。ただ、明らかにダンスチューンなので、ユーキさんがセンターであることには、そこまで意外性は感じなかったのですが。

カイ

ユーキのセンター曲って「Kiss Me Baby」(2013年11月発表のシングル)とか「Beautiful Chaser」(2015年9月発表のシングル)みたいに、結構カッコ良い曲が多かったじゃないですか。その点、「Jasper」は明るめのダンサブルな曲っていうのが新鮮なんですよね。ダンスをバシバシとキメるというより、音に乗ってノリノリな感じでグルーブ寄りなのが、ユーキのセンターでは珍しいなと。

ユーキ

ノリが良いっていう要素自体は自分っぽいんですけどね。逆に、頭が良さそうな歌詞は自分っぽくない(笑)。

カイ

ユーキのセンター曲っていつも人を追ってるよね。誰かひとりをすごく追いかけてる感じ。

リョウガ

ストーカー?(笑)

ユーキ

まぁ、今回も《追い続ける この気持ち愛》ってあるんで。今回も“あなた”のことを追い続けます!(笑)

(笑)。リリースと同時に公開されたティザー映像でもダンサーとしての力量が存分に発揮されていたので、ライヴでのパフォーマンスも期待してます。

ユーキ

あれは自分の中ではイメージ映像なので、また違うものがライヴでは観られると思いますよ。ラップのパートとか、いずれ歌いながら踊るんじゃないかな? 

タカシ

それはちょっと(笑)。

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