フルオーディションした演劇『反応工
程』、全キャスト・全スタッフが再集
結して21年7月に上演決定

2021年7月、新国立劇場小劇場にて新国立劇場主催公演 演劇『反応工程』が上演されることが決定した。
本作は、小川絵梨子芸術監督が、就任とともに打ち出した支柱の一つであり、出演者すべてをオーディションで決定する公演の第2弾。宮本研作の『反応工程』を千葉哲也演出で2020年4月に上演予定をしていたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発令のため、公演中止となっていた。
その後、できる限り遠くない時期での上演を目指し、調整をかさねられ、この度、全キャスト、全スタッフが再集結し、2021年7月に上演されることとなった。宮本研が自身の経験をもとに、終戦前夜の軍需工場で生きる人々を鮮やかに描いた本作には、2018年10月末より12月中旬まで6週間に及ぶオーディション後、多数の応募者の中から決定した14人の俳優、天野はな、有福正志、神農直隆、河原翔太、久保田響介、清水優、神保良介、高橋ひろし、田尻咲良、内藤栄一、奈良原大泰、平尾仁、八頭司悠友、若杉宏二が出演する。
なお、本公演実施に伴い、2021年7月に予定されていた「短編フェスティバル『嘘 ーはじめての演劇ー』(仮題)」は一旦延期となる。

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