ピアニスト・福間洸太朗、生誕250年
記念オール・ベートーヴェン・アルバ
ムをリリース 全世界での先行配信も
開始

ピアニスト・福間洸太朗が、2020年4月29日(水)『ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」/第24番「テレーゼ」/第32番』を日欧同時リリースする。また、これに先がけ、本日4月17日に日本を含む全世界での先行配信(ダウンロードおよびストリーミング)を開始することを発表した。
福間は、ベルリン在住のピアニスト。20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝(日本人初)およびショパン賞を受賞し、現在はヨーロッパ、アメリカ、南米、日本ほか世界各国で演奏活動を行っている。
2019年は、フランス音楽をテーマにしたアルバム『France Romance』(Naxos Japanレーベル)のリリース、サントリーホールでのリサイタルの成功、そして映画『蜜蜂と遠雷』で主要登場人物のひとり高島明石のピアノ演奏を担当するなど、ひときわ大きな注目を集めた。そんな福間が、このたび世に送り出すのが、2020年に生誕250年を迎えるルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集。本作には、第17番「テンペスト」、第24番「テレーゼ」、そして「最後のソナタ」第32番の3作品を収録。いずれも「個性の強い作品」であり「ベートーヴェンが如何に独創的で幅広い芸術性を持っていたかが分かる」と、福間自身が強く思い入れを持っている作品とのこと。
実力派と呼ぶにふさわしい磨き抜かれたテクニックもさることながら、工夫を凝らしたプログラミングや、楽曲の細やかで独自性の高い解釈にも定評がある福間。自身初となるこのオール・ベートーヴェン・アルバムからも、彼ならではの様々なこだわりを感じることができる。
本アルバムのリリースを記念し、オンラインストアや配信サイトではさまざまな特典が用意されている。タワーレコードonline、HMV&BOOKSonline、楽天ナクソスミュージックストアではCD購入者を対象にポストカードサイズのポートレート(メッセージ付)を数量限定でプレゼント。iTunes Store(ダウンロード)/Apple Music(ストリーミング)では、『バガテル イ短調 「エリーゼのために」 WoO 59』『遥かな恋人にS469/R124(リストによるピアノ編)』『6つのバガテル Op. 126 - 第3番アンダンテ 変ホ長調』の3曲をボーナストラックとして限定配信される。
アーティストコメント - 福間洸太朗/ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第17番「テンペスト」/第24番「テレーゼ」/第32番
また、CDリリース日の4月29日には、オンラインでのリリース記念イベントを開催予定。SNS上でのライブ配信で、福間洸太朗のベートーヴェンへの想いやレコーディングの秘話をお届けする予定となっている(詳細は開催日前にナクソス・ジャパン公式サイト上で告知)。
本アルバムのレコーディングは2019年10月にイギリスで行われた。新型コロナウイルスの影響でコンサートの延期、中止が相次いでいる状況下で届けられる最新の演奏となる。
CD、ダウンロード(ハイレゾ24bit/96kHz含む)、ストリーミングなど様々な形態を通して、福間洸太朗とベートーヴェン演奏の「現在」を多くの方にお聴きいただけることを願っております、とのことだ。

アーティスト