スキッド・ロウ、新作のレコーディン
グが終了

まだ完成したわけではないが、スキッド・ロウは新作のレコーディングをほぼ終えたそうだ。
新作は『United World Rebellion』三部作の最終章となる。チャプター1が2013年、チャプター2が2014年に発表され、チャプター3は当初2015年にリリース予定だったが、シンガー、ジョニー・ソーリンガー、続いてトニー・ハーネルが脱退したため延期されていた。新作は2016年に新たに加入したシンガー、ZPサート(元ドラゴンフォース、アイアムアイ)と制作した初の作品となる。

チャプター1と2は、レイチェル・ボラン(B)とデイヴ・スネイク・セイボ(G)がプロデュースしたが、チャプター3は彼らのデビュー作『Skid Row』(1989年)、セカンド『Slave To The Grind』(1991年)、5枚目『Revolutions Per Minute』(2006年)を手掛けたプロデューサーMichael Wagenerを迎え、レコーディングしたという。

セイボはWagenerについて、『Kaaos TV』のインタビューでこう話している。「彼は家族の一員だ。素晴らしい人だよ。俺らの1人だ。彼には、俺らの最良の部分を引き出す能力がある。彼がほかのバンドとどう仕事しているのかは知らないが、彼はいつだって俺らのベストを引き出すことに成功している」

チャプター3は2020年初めのリリースを予定しているという。ボランは昨年夏の時点で、前2作がEPだったのと違いフル・アルバムとなり、スリップノット/ストーン・サワーのコリィ・テイラー、ヘイルストームのリジー・ヘイル&ジョー・ホッティンジャーがゲスト参加すると話していた。

Ako Suzuki

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