ガンプラボックスアート「開田裕治の
機動戦士ガンダム画帖」クラウドファ
ンディングで出版

(c)創通・サンライズ 「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)のパッケージアートで知られるイラストレーター、開田裕治氏の画集「開田裕治の機動戦士ガンダム画帖」を出版するクラウドファンディングプロジェクトが、「BOOSTER(ブースター)」でスタートした。すでに、目標金額300万円を大きく上回る、790万円超(3月22日現在)の支援が集まっている。
 「開田裕治の機動戦士ガンダム画帖」は、開田氏の画業40周年を記念して出版される完全受注生産商品。プラモデルのパッケージと同等のB4変形サイズで、1982年のボックスアート処女作「1/100 アッガイ」から始まり、氏がこれまでに描いてきた「ガンダム」関連の画稿のうち、現存する160点超を網羅。近年のデジタル作品はもちろん、過去のアナログ作品も、氏自らによるスキャニングでデジタルデータ化して収録する。1200部限定予定で、6月下旬から順次発送される。
 クラウドファンディングでは、Tシャツや限定カバー、直筆イラスト色紙といった特典が付属する各種限定コースはすべて完売しており、特典なしの1万1000円コースのみ受け付け中。同コースでは、ガンプラ風パッケージボックスと開田氏による直筆サイン入りのお礼状が付属し、画帖にもサインが入る。
 プロジェクト特設ページでは、イラストの人気投票企画も実施中。開田氏自身がチョイスした10点の内、人気投票でベスト1に選ばれたイラストがガンプラ風パッケージボックスを、ベスト2、3のイラストが限定カバーを飾る。特設ページには、同氏がこれまでの足跡を振り返るインタビュー映像や、画帖出版に寄せたメッセージなども掲載されている。
 なお、今後各地で原画展「開田裕治のガンダムギャラリー」も開催予定。

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