『Ay 曽根崎心中』で三浦祐太朗「菩
提樹」歌唱決定~母・百恵「さよなら
の向う側」のアンサーソング

近松門左衛門が描いた極限の愛をフラメンコで表現する『Ay 曽根崎心中』。12月12日より新国立劇場で上演される公演を前に、新たな情報が発表となった。徳兵衛役のカンテ(唄)として出演する三浦祐太朗が、8月1日に発売された自身のオリジナルアルバム「FLOWERS」に収録された「菩提樹」を唄うことが決定したのだ。
「菩提樹」は、作詞が阿木子、作曲が宇崎竜童山口百恵の名曲「さよならの向う側」を手がけた二人が三浦祐太朗のためにタッグを組み作ったものだ。三浦祐太朗がアルバムを作るにあたり直々にオファーして作られた一曲。今の三浦祐太朗を表現して作られたという「菩提樹」だが、実は三浦祐太朗の母、山口百恵が引退前に歌ったラストソング「さよならの向う側」のアンサーソングとなっている。
「さよならの向う側」は、愛しい人との別れを惜しみながら想いを馳せている曲だが、アンサーソングである「菩提樹」は、相手を想い、また逢えることを固く胸に誓い想いを巡らせる曲となっている。時代を超えて、世代を超えて作られたアンサーソングは、曽根崎心中におけるお初と徳兵衛の生き様にもリンクする。公演で徳兵衛として三浦祐太朗がどのような想いを込めて歌い上げるのか、期待が高まる。
公演は2018年12月12日(水)~12月20日(木)新国立劇場 中劇場にて。チケット好評発売中。