【月刊ミュージック☆スター】連載:
宮内タカユキのアニソンRun&Run!最
終回
■企画協力:染谷 誠(Project IN & OUT!)
■取材:竹村ひとみ
「立ち上がる勇気!」という言葉を胸に、これからも歌い続けていきます!
ーー宮内さんが歌手になりたいと思ったのは、いつの頃からでしょう?
宮内 子どもの頃に流行っていたグループサウンズの存在を知ってからかな。とくに好きだったのが、ザ・テンプターズ。ザ・ワイルドワンズの曲にも魅かれました。彼らへの憧れを抱いているだけで、なんだか自分も歌手になれるんじゃないかと思い込んでいましたね(笑)。
ーー青春時代の思い出の曲は?
宮内 スウェーデンのグループ、レーン&ザ・リー・キングスの「ストップ・ザ・ミュージック」。1964年(昭和39年)に世界的ヒットを飛ばした曲で、初めて自分で買ったレコードもこの曲です。高校生の時に洋楽のレコードをたくさん持っている先輩がいて、いろんな曲を聴かせてくれたんですよ。宮崎さんという人で、今も仲良くしていただいていますが、僕が本格的に洋楽に目覚めたのは、この宮崎さんと出会ってからなんです。
ーー歌手になったきっかけは?
宮内 僕は茨城県の小美玉市の出身で、高校(土浦日本大学高等学校)に入ってから、学校の先輩たちと組んだアマチュアバンドでドラムを担当。その後はライブハウスなどでも演奏するようになり、1981年(昭和56年)にWHYという名前のロックバンドのボーカルとして、「愛なら潮騒」という曲でレコードデビューすることができました。
ーー最初はバンドのメンバーのひとりとしてデビューされたんですね。
宮内 デビューから約2年間でバンドは解散することになったんですが、その当時WHYの楽曲に詞を提供してくださっていた作詞家の冬杜花代子さんの推薦もあって、特撮ヒーローものの主題歌オーディションに参加することができたんです。
「連載:宮内タカユキのアニソンRun&Run!最終回」の続きは「月刊ミュージック☆スター」本誌にてお楽しみ下さい!
宮内タカユキ
1981年(昭和56年)にロックバンドWHYのヴォーカルとしてデビュー。「仮面ライダーBLACK RX」で1990年(平成2年)日本レコード協会ゴールドディスク大賞学芸部門賞受賞。2011年(平成23年)ブラジルツアー中に小脳梗塞を発症、退院10日後から後遺症と闘いながらも歌い続けている。
[月刊]ミュージック☆スター 2018年4月号(第328号)
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