メタリカ、最新作のアートワークは前
代未聞の仕掛けが満載

特殊加工による切り抜きアートワークが明らかになったメタリカの新作

9月12日(金)に世界同時発売されるメタリカ、5年ぶりの新作『デス・マグネティック』。サイト<ミッション・メタリカ>へのアクセス・コードのみを収録したCD-Rをリリースするなど(日本では7月30日に発売済)斬新な試みを続けている彼らだが、今度は新作アルバムのアートワークに前代未聞の仕掛けが施されることが判明した。
注目のジャケット・デザインだが、すでに公開されお馴染みとなっている表ジャケットの、棺をイメージした部分をまるまる“棺の形ごと繰り抜く”という荒業に!

24ページのブックレットの各ページも棺のイメージに繰り抜いて、ページをめくる毎に少しずつ棺が小さくなり最終的には見事にキレイな形の棺にたどり着く、という仕掛けになっている。ブックレットは10ページの繰り抜き、表ジャケを合わせると計11ページの繰り抜きは、もちろん史上初である。

この行程作業を行うことによって通常CD作成は、金銭的に3倍以上、手作業の要素が激増するので時間的には10倍以上の手間がかかることになる。
さらには全世界同時発売を死守するために、超突貫作業を強いられることになり、全ての初回出荷分の数量完成が間に合わなくなるケースも想定される。厳しい納期を課せられているが、発売を間に合わせるために関係各所のフル稼働は必至となっている。

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